おはようございます。
リュウです。
今日は、バフェット氏の投資法とは異なる投資法について、
紹介したいと思います。
今回の本は、
初心者も、ある程度慣れた人の復習用にもつかえる本です。
彼は、バイ・アンド・ホームワークを主としています。
(買った銘柄をしっかりと調べ続けること)
実際に彼は、
1週間に1時間は自分の買った銘柄について研究をすべきだ。
と述べています。
ここを読んでいただいている方はわかるかと思いますが、
バフェット流投資を個人的には推移証しているので、
氏との特徴を比較してみたいと思います。
●バフェット流と通じるところ
・無借金経営
・粗利率の高さ
・長期的な成長をする会社に投資すべき
このあたりは、大分似ていると思いました。
その他、シクリカル銘柄(サイクル投資)の投資や、
投資に関して気をつけること(主に6章)などが書かれています。
ジム・クレイマー氏は短期から長期の幅広い運用を行っているようで、
両方に関しての考察をしています。
そこで、個人的に思った2点、
「分散投資」、「若い時ほどリスクにさらす」について考察してみました。
●分散投資の意義について
バフェット流でいうと「分散は無知に対するヘッジだ。」
と、即却下されるかもしれない分散投資。
ジム・クレイマーのやり方だと推奨されています。
個人的には10銘柄というと少々多すぎに感じますが、
字面どおり、株式投資に経験が少ない(無知)な方のヘッジとして、
ある程度分散投資には価値があると思いました。
ただ、企業分析(バイ・アンド・ホームワーク)に、
時間がかかることが短所に上がっていることは注目すべき。
●若いほど投機的に投資すべき
これは、バフェット流とはやや反対の意見です。
若い人ほど安定した投資を心がけるべきだ。
若い頃の1ドルが、将来の何千ドルになることを理解すべきである。
だから、若かろうとそうでなかろうと、
投機的な取引をすべきではないと思います。
色々と考えさせられた本でしたが、
とても初心者から中級者まで役立つ本だと思います。
(自分が上級者とは言いがたいので、上級者に向くかというと不明です)
【初めて株式投資をする方にオススメする1冊】になるかと思います。
オススメします
追伸:
なお、ジム・クレイマー氏に関する、
興味深い書き込みがAmazonにありました。
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Amazon評価引用:
本書でクレイマーは、インターネットバブル崩壊前に、
うまく手仕舞いしたかのように書いています。
しかし、『新賢明なる投資家』の47ページに、
かれ(ジェームズ・J・クラマーとなっている)ヘッジファンドがこの時、94%下落したとあります。
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この評価だけを見ると、
一概にこの人自身が賢明な行動を取れる投資家かどうかは不明な点もあるが、
確かに、引き際は大切であることがわかる。
良し悪しはありますが、
参考になる投資家の意見になる本です。
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(平成22年8月6日現在 350冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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