おはようございます。
リュウです。
あなたは自分の人生について、
「一生懸命生きている」と自負できるでしょうか。
今回紹介する本は、
ある、最前線で活躍している社長さんから勧められた本です。
一生懸命生きることについて、
そして自分たちのことや国全体を見直させてくれる本です。
この本では、大きく5つのテーマについて書かれています。
1 よく生きる意志
2 犬に学ぶ
3 稼ぐ力
4 言葉の力
5 国を考える
各テーマにいくつかの見出しがあり、
2~4ページで著者の額賀氏が思うところを書いています。
読んでいくと、
著者が様々な面で中立な人物であるということがわかります。
例えば、
一方的に政治を批判しませんし、
(時に、投票をする選挙民のあり方について考えています)、
かといって、マニフェストに沿わない部分について鋭い指摘をしています。
社長についてもリーダーシップのあり方から、
社員の生産力を上げることで国が良くなる。
と言う部分に着目しています。
自分の中で今回読んだ本でいくつも心に響いた部分があるのですが、
一番役立つものを引用したいと思います。
著者が、犬と暮らしながら気づいたことを書いた2章のまとめ部分。
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人と犬はもとより同じではない。
それでも人が忘れがちになる大切なことがある。
それは、感情を性格に表現するために言葉を使い、
言葉と行動を一致させることである。
いつもそうするのはむずかしいが、
心や行動をともなわない言葉の使用を控えることは出来る。
本当に必要な言葉は多くはない。
よく生きるためには、言葉と中身を一致させる努力が必要だ。
(P104)
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他にも、
・世の中に本当に働きかける力は、響きの良いきれいな言葉からは生まれない。
・失う人の痛みが良くわかって初めて、(政策の)優先順位を本気で考えることになる。
など、読んでいて、
普段重く扱っていなかったことについて、
「大切にすべきだった」と感じさせてくれる内容がいくつもありました。
この本は、
【自分が少し偏っている思考を持っているかもしれない】
と疑問を持った方に、
様々な角度で物事を見るきっかけを与えてくれる本です。
とても良い本です。
今後、考え方に迷った時に読み返してみたいと思います。
オススメします。
リュウ
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(平成22年6月15日現在 298冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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