おはようございます。
リュウです。
あなたは、コールドリーディングという言葉を知っているでしょうか。
コールドリーディングとは、
外観を観察したり何気ない会話を交わしたりするだけで相手のことを言い当て、
相手に「わたしはあなたよりもあなたのことをよく知っている」と信じさせる話術のこと、です。
(参考:Wikipedia)
今回は、コールドリーディングに焦点を当て、
その使い方を知ることができる本です。
占い師は本当に霊感があるのでしょうか。
全員が全員ないわけではありませんが、
霊感で占いをしているわけではなく、
どちらかというと人の言葉に耳を傾けて、
相手の本質を表情などから読み取るスキルを持つ方の職業です。
コールドリーディングは以下のとおり行われます。
1 ラポール(信頼関係)を築く
2 ストックスピール(誰にでも当てはまるリーディング)で信頼を高める
3 悩みのカテゴリを探る
4 悩みの本質に迫る
5 未来の出来事を予言(当たった時のみわかるもの)する
これらについて、
どのような質問をするか、
質問の回答にどのように受け答えをするかが丁寧に書かれています。
後半では、実例として、
営業や面接でどのように役立てるかが書かれています。
この本を読んでみて、
コールドリーディング全体にいえることは、
あいまいに表現することや、
近いながらも、やや答えを外した受け答えをして、
不正解を出さず、占いを正しいものに見せる話術であることです。
個人的に得た気づきとして、
コールドリーディングとは直接関係ないところで学びを得ました。
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悩みには4つのカテゴリしかない。(P80)
1 人間関係
2 お金(豊かさ全般)
3 夢(目標)
4 健康
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何気なく語られていますが、
4点で殆どの悩みを語ることができます。
悩み相談をする際にどのようなことに悩んでるかスポットをあて、
解決方法を模索する点で非常に役立つでしょう。
後出しジャンケンで、相手の心を理解しているように見せ、
相手の理解を得るコールドリーディングのテクニック、
身に着けたいものです。
ところで、この本自体は良い本なのですが、
注意すべき点に前著を引き合いに出し、
「前著でかけなかったことをここに紹介!
どれも戦慄を覚えるような内容です。」
というくだりが気になりました。
もしかすると、第3弾に向けて出し惜しみをしている可能性がある本です。
ただ、注意点を書きましたが、
2巻だけでもとても参考になる本です。
【占い師のみならず、信頼関係を築く点では会社や営業の人間関係、
ひいてはコーチングなどにも応用可能では?】
と思います。
オススメします。
リュウ
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(平成22年5月8日現在 260冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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