おはようございます。
リュウです。
今日紹介する本は、
株式投資、特に投機的な短期投資についての教訓が学べる本です。
1930年代に出た本で、
「ストックマーケットテクニック」という本がある。
その本のノウハウをまとめたのがこの本です。
伝説の投資家、
リバモアに通じるトレードの仕方をワイコフ氏が解説する。
ついつい陥ってしまう投資家がかかってしまいがちなワナ。
この本では、それらの人的失敗を指摘してくれます。
読んだところ、おおよそのことは現代でも通じる方法です。
往々にして、
昔から、失敗した事後に得る教訓は似ているのかもしれません。
・相手の意見に惑わされない
・チャートは、どのチャーとがいいのかではなく、読み方ガ大切。
・占いは当たることもあるし、外れることもある。
・インサイド情報に耳を傾けない
これらは80年経っても、
我々が同じく繰り返す愚行たちです。
ティッカーテープから相場を読み取るのは、
現代のテクニカル分析が進んだ今、通用するかはわかりませんが、
教訓は現在に通じています。
ラストに書かれていたアラビアのことわざが気に入ったので、
ここに記載しておきます。
「物事を知り、自分が知っているものを知っている」ことが、成功の秘訣です。
この本は、
【何度かトレード(投資)をして失敗した人が読む教訓】として適しています。
この本だけで投資家としてのスキルが上がるわけではないですが、
投資家(投機家)が陥るワナに気づける本でしょう。
リュウ
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(平成22年5月2日現在 254冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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