おはようございます。
リュウです。
脳の動きが劣化する。
ボケが始まる。
どういうときにボケが始まってしまうのかについて、書いた本です。
前頭葉が劣化してしまっている。
部下に考えさせてしまったり、
インターネットに依存しすぎたり、
「まあ、いいや」がくちぐせになってしまったり、
他人のジョークに笑えなくなってしまったりする。
ボケが起きる原因を大きく取り上げている本です。
ボケの原因が多々列挙されており、
また、実際の事例を並べながら分析をしています。
この本で不足しているところは、
「では、どうすれば良いのか。」
が、あまりかかれていないことです。
また、著者の主観が強めで、
物事が書かれているように見えるフシがあります。
インターネットで何でも調べてしまうので、ボケてしまう。
果たして本当なのだろうか。
2章に分けて書いた部分について、その分析が甘い野ではないかと思われる。
実際の事例を挙げているが、
それは例外に当たるようなものではないのか。
では、常にどういうことをすれば良いのか。
(毎日1時間のウォーキングくらいしかはっきりした対策が見えなかった。)
という部分が不足していて、
マスメディアの健康番組などに見られる、
「○○な人は脳が危ない!!」
というような脅しつける手法に似ているように見えた。
なお著者の築山氏は、
「脳と気持ちの整理術」という本で、
具体的にすべきことや、対策を多々あげています。
どちらかというと上記リンクの本の方を推奨します。
おそらくこの本は、
パターン化した作業などにより脳が劣化してしまう、
「症例集」にあたる本なのではないかと思います。
単体だと「どうすれば良いのか」が、
殆どわからずじまいで終わってしまう本です。
他の、築山氏の本と併用して読むようにしてください。
【ボケの発生原因を知ってみたい人】が読むと良いかと思います。
リュウ
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(平成22年3月15日現在 208冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
(※リスト更新が遅れてます、徐々に加えていきます。)
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