おはようございます。
リュウです。
あなたは、【まんがで読破シリーズ】を、
知っているでしょうか。
世界の名作文学や、啓蒙書、学問の名著などを、
約200ページの漫画にしている本です。
この「まんがで読破シリーズ」、私は発想が好きです。
本を「趣味で読む」ならば、
分厚い本を読み終えた達成感も重要なのですが、
本から「何かを得たい」と思ってる人は、
本を読む時間を少なく、かつ役立つ知識を得たいと思っています。
また、当然ながら漫画なので【物語】のつくりとなることから、
子どもたちにも、わかりやすく作ってあることが重要です。
今まで約50冊出ている中で、
10冊ほど「まんがで読破」シリーズを読んできました。
その中の1冊を今日はオススメしたいと思います。
ナポレオンを尊敬している主人公・ジュリアンが生まれた19世紀のフランスは、
格差の大きい貴族社会だった。
19世紀前半で、ナポレオンが市民社会を短期間作り上げたものの、
やはり貴族が幅を利かせている時代。
平民の生まれのジュリアンは、貴族社会に入ることができない。
彼は、美貌と賢さを元手として、貴族社会に挑戦していく。
Wikipediaによると、主題である「赤と黒」は、
彼が出世するために選んだ道、軍服の「赤」と、司祭の服の「黒」を示すものとされている。
もしくは、ルーレットの「赤と黒」を燃したものではないかという説もある。
200ページで書かれた彼の、出世への意欲はすごいものだった。
青年が抱く恋愛関係も深く語られ、そして情熱的な作品だった。
あらすじ:
司祭の薦めで、ジュリアンはレナール町長のもとで子どもの家庭教師を勤めることとなる。
そして、レナール婦人と恋に落ちる。
しかし、それがバレてしまい解雇され、
司祭に神学校に進むよう指示される。
神学校では、派閥の小さな校長側に付いたものの気に入られ、
ラ・モール侯爵の下で働くことになる。
ラ・モール侯爵令嬢のマチルダにナメられたジュリアンは、
マチルダを惚れさせようと試行錯誤する。
そして・・・。
と、ストーリーが進んでいきます。
恋愛と出世と格差社会、
これらが入り混じり、情熱的な物語が展開されていきます。
自分が大好きな作品のひとつに「レ・ミゼラブル」がありますが、
あの作品もまた、19世紀中盤のフランスを舞台としています。
あの時代のパリは、
大きな格差と、その中で生きる強い人間たちの、
たくさんの物語があったのかもしれません。
まんがで読破シリーズの名作は、
【みんなにオススメ】します。
リュウ
★追伸:
「まんがで読破シリーズ」は、
全部オススメかというとそうでない作品もあります。
それは、原作が大きすぎて、
内容を語りきれていない作品もあるためです。
いい例が「資本論 原作:マルクス」などです。
内容を語りきれていない作品も、
原作の前知識を持って読めるため、速読できるのでアリといえばアリですが、
本屋で軽く読んでみて、買うか判断すると良いと思います。
個人的なオススメは、
「蟹工船」
「学問のススメ」
「君主論」
あたりが個人的なオススメです。
時間があったらこちらも紹介して行きたいと思います。
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よかったら、
あなたの読んだ本でオススメの本があったら教えてください。
RyuSaitou1@gmail.com
までお願いします。
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