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↑の関連して、
とある友達の日記を見てて、
気になったのでネタにしてみる。
漫画ネタです(^―^)
最近とられたランキングによると、
名脇役の1位がクリリンだそうです。
クリリンが名脇役なのは言うまでもない。
主人公の悟空のライバルであり、
そして、スーパーサイヤ人に彼を引き上げたのは他でもなくクリリンです。
ピッコロ編の最初で、彼は殺されます。
あのシーンをみて、これから先どうなるんだろう。
と言う不安を持った覚えがあります。
さて、今回はクリリンを語るのではなく、
別の名脇役、
「ダイの大冒険」と言う作品のポップと言うキャラですw
少々昔の作品だからかもしれないのですが、
最高の名脇役の10位以内にポップがランキングされていませんでした。
やはり時代の違いなのでしょうかw
簡単な解説:
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大魔道士のポップ君は、
漫画(アニメ)ダイの大冒険と言う作品で出てきた、
魔法使いの男の子です。
世代が合うならわかってくれるはず。
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最初に出てきたとき、超ヘタレでした。
最初に戦った強敵(クロコダインと言う敵)との対決の時、
彼は、正義の味方側なのに、
味方を捨てて逃げました。
そこで会った魔法使いのじいさんから学びました。
「仲間を見捨てるような者でもつとまるのかね、
かの有名なアバンの使徒というのは…。」
彼は、この老魔法使いの言葉で、
逃げずに戦う勇気を手に入れます。
なけなしの勇気で取って返し、
クロコダインに挑み、
傷つきながらも友を救い、
事なきをえました。
それから先も、
最高の師匠に弟子入りし、自分の甘さを叩きなおされます。
そして、自分の持つ恐れ、嫉妬、欲望のワナ、迷い、戦略的撤退、劣等感など、
様々な「痛み」や「恥」を経験しながら成長してきます。
詳細は長くなるので省きますが、
アバンの証が光らないというシーンあたりも、
彼が感じた不安や劣等感をうまく描いています。
そして最終決戦では、
主人公ダイの最高の相方として活躍するようになり、
敵からも、「一番の切れ者」として評価されるようになります。
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話は戻りまして、
漫画、アニメ、小説、ドラマもそうですが、
最初から、最強無敵であることは、
ある意味水戸黄門のように、
「正義は勝つ」を示せる反面、
超人なので、人間的身近さを感じません。
神様と神様の作る物語は理想なのかもしれませんが、
人間味がないから深さを感じないのかもしれません。
逆に、人間の弱い部分を見せられると、
その人間味から愛着がわくのかもしれません。
また、長編作品を書く際に、
キャラの成長がわかると、
長い間見続けてきたと言う、
カタルシスに浸ることができるのかもしれませんね。
漫画、Bバージンの住田秋も、
最終巻のシーンで、成長を感じさせてくれる名言がありました。
(Bバージン:
好きな女の子の為にモテ男キャラになるけど、
それにより、逆に好かれなくなってしまった少年の物語。
最終的には本質的にすばらしい人間になって、彼女と結ばれます。)
彼は、
「弱いイルカは負けるし傷つくし苦しむけど、
それを乗り越えたイルカは初めから強かったイルカより.、
強いイルカになれるんだ。」
と言っていました。
あのセリフは最終巻まで読んできたから、
重みがあるんだと思います。
また、彼らは最初から天才で全てが叶っている人物だったら、
ここまで感動を与えることはできなかったかもしれません。
IQが300でなくてもいいではないか。
160km/hの剛速球が投げられなくてもいいではないか。
神様の血を引いてなくてもいいではないか。
「欠点」と「成長」は、
人間にとっての重要キーワードなのかもしれません。
自分も、ポップ君のように生きたいですね。
日々精進です(^―^)
なんか、調べて、書いてみたら、
ものすごくダイの大冒険が読みたくなってきました。
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