【本】本を読む本

おはようございます。

リュウです。

今日紹介する本は、

「本をどのように読むか。」について書かれた本です。

本を読む本  M.J.アドラーほか

この本が伝えたいことは、

読書は、


著者に「教えられること」ではなく、

自分で「学ぶこと」。(P22)

と書かれている。

この本全体で、自分で学ぶための読書をめざし、

段階的に解説していっています。

本を読む段階には4つあり

1 読み書きを学ぶ-初級レベル

2 時間に重点をおき、一定時間で内容を理解する-点検読書

3 徹底的に読む-分析読書

4 1つのテーマについて他書との比較を行いつつ読む-シントピカル読書

とあります。

自分の場合、

1日に1冊書評を書いているので、

もう少し「3 分析読書」の段階をしっかり踏まないといけません。

この本で、現時点の自分が得られたことは、

主に「分析読書」についてです。

・本を読むときに読者の意図を見つけること

・キー・センテンスを探す

・「概略」と「解釈」を理解する以前は品評をしないこと

・けんか腰で品評しない

・良い本を多読する(よく読む)こと

分析読書の段階をしっかりと踏むことが出来るようになったら、

再度、シントピカル読書を理解するために、

この本を読むことになると思います。

ところで、

上記、読書の4段階について、1から2の段階が不思議と出来てしまうことについて、

もしかすると外国語(洋書)にも通用するかもしれません。

取っ掛かりにくい外国語ですが、

これを期に、少し読んでみようかと思います。

数週間続けると、ふと読めるときがくるのかもしれません。

今回、オススメしたい人の幅が広いのですが、

【読書をする人みんな】にオススメします。

ただ、

一番読んで欲しい「本を読みなれていない人」にとっては、

少し理屈が強くて退屈な本かもしれません。

しいて言えば、

この本の弱点はそこにあるのだと思います。

読書ぎらいの人にこの本を1冊読んでもらえる工夫できれば、

日本に読書家が増えるかもしれません。

名著です。

オススメします。

本を読む本  M.J.アドラーほか

リュウ

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【今まで紹介してきた本のリスト】

(平成22年7月16日現在 329冊

 あなたの読書の役に立てるとうれしいです。

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