【本】リスクが高い不動産投資手法の本

おはようございます。

リュウです。

今日読んだ本は、少々リスクが高い本でした。

オススメしません。

ですが、学ぶところもあったので一応紹介したいと思います。

世界の不動産投資王が明かす お金持ちになれる「超」不動産投資のすすめ ドルフ・デ・ルース

不動産投資について前半をかなり割いて勧めています。

そこ自体は問題ないのですが、

著者のドルフ・デ・ルース氏の手法では、

不動産の購入にかかる、借入金比率を9割近くにして買う手法を薦めています。

なお、土地価格などが上がること、家賃が上がることを前提とした、

インフレ社会の不動産投資法を勧めているようです。

この方法を土地価格が下がり続けているデフレ時代で行うと、

かなり危険な投資になります。

あと、減価償却をお金が沸くもののように書いている。

これも危険な思想です。

あくまで収益とは別のところに費用として計上していることを触れていません。

危険な投資と言うことを理解すべきです。

さて、短所ばかり紹介してしまいましたが、

参考になる部分もあります。

100:10:3:1の法則

今までに、聞いたことがあったのですが、

あまり内容を知らなかったのでメモっておきます。

1つの物件を買うために、100の物件情報を見ていると言う法則です。

100の物件情報を調べ、

そのうち10の買付証明書を出し、

そのうち3の融資手配を行い、

そして1つの物件にたどりつく。

物件は見ただけ、お得な物件を見つけ出すことが可能になる。

この言葉は間違いないでしょう。

次に、有能なエージェント(不動産業者)を探すこと。

著者は、有能なエージェントの条件として、

「今ある物件リストの中で、もっとも優良な不動産物件はどれですか?」

と聞いたとき、どれか選べること。

そして、不動産投資家の言語をわかっていること。

可能ならば、投資経験がある不動産投資家のエージェントが望ましい。

不動産投資をしているから物件を回してくれないと言うわけではない。

これは、エージェントが、金銭的に全ての不動産を買い占めることが出来ないことと、

エージェントも、相手がうまく運用してくれることで、何度も購入してくれる客人になるため、

実は意外といい物件を回してくれるとある。

これらは、先日紹介した「金持ち兄さん」でも紹介した部分に重なりますが、

「専門家を過信しすぎてはいけない」ということです。

個人的にあとオススメは12章のリフォームのコツです。

著者は、どうもリフォームの本を出しているらしく、

その一部をここに紹介しています。

もしかするとその本のほうが参考になるのかもしれません。

「101 ways to Massively Increase the Value of your Real Estate without spending Much Money, Time Life」

(たいしたお金を使わずにあなたの不動産の価値を劇的に高める101の方法)と言う本だそうです。

Amazonで見つからないので、書籍扱いではないのかもしれません。

・ペンキを塗る

・郵便受けを新しくする

・草を刈る

・木を植える・切る

デフレ時代の今、ドルフ氏の手法がハイリスクな内容ではありますが、

不動産投資をするきっかけになる本でもあります。

参考になると幸いです。

世界の不動産投資王が明かす お金持ちになれる「超」不動産投資のすすめ ドルフ・デ・ルース

リュウ

【今まで紹介してきた本のリスト】

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