おはようございます。
リュウです。
今日紹介する本は、
いい株を安く買うバリュー投資法と、
長期的に成長するグロース株(成長株)の見つけ方を載せた本です。
プロの銘柄選択法を盗め! 上がるバリュー株、儲かるグロース株 ハリー・ドマッシュ
この本では、11の視点からバリュー投資やグロース株(成長株)を見分けます。
1株収益の割に株価が安いもの、1株純資産の割に株価が安いもの。
これらを一般にバリュー株と呼びます。
しかし、これだけだと経営状態が悪い会社もスクリーニングされてしまいます。
もう少し広い視線でいい株をえり分けるのがこの本です。
他の本と重複する場所も多かったのですが、
11の視点について詳しくまとめてあり、最終的に見つけ方を例で示しています。
結論だけ知りたい方は、
各章の「まとめ」と、
16章と17章を読むことですぐ知識が入るかと思います。
16章と17章には、それぞれ、
バリュー投資と、グロース株(成長株)の見つけ方を実践で示しています。
この本1冊でもある程度の知識を得ることができます。
計算機を片手にお気に入りの銘柄が、
本当に価値が高い銘柄かどうかを確認することができる本です。
この1冊のみで分析をすることが可能だと思います。
ところで、バリュー投資全般に言えることですが、
ひとつ難点があります。
景気が毎年成長する場合はこの投資法はかなり勝率が高い方法なのですが、
現時点のような景気後退期の場合、
全体が縮小しているため、バリュー投資や成長株投資がうまくいかないことも多々あります。
実際に、バフェット氏も2008年の10月の急落で、
「2008年は最悪の年だった」と言わしめたようです。
そんな長所も短所もありますが、
一般に成長する株式を見つけることは投資の鍵です。
大きく伸びる会社に株投資することで大きく勝つことが可能です。
【バリュー投資に興味を持ってる方】はこの1冊を読んで、
実践してみる価値があると思います。
プロの銘柄選択法を盗め! 上がるバリュー株、儲かるグロース株 ハリー・ドマッシュ
リュウ
追伸:
そろそろ、たくさん株式投資の本を読みすぎたので、
情報を集めすぎたような気がしました。
一度体系化しなおしたほうがいいのかもしれませんね。
今のところ、
成長株では、「麗しのバフェット銘柄」
バリュー株では、「バリュー投資の強化書」
がオススメです。
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(12月21日現在 125冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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