おはようございます。
リュウです。
過去にだいぶ多くの「大家さん」本を紹介してきました。
どの本も参考になっています。
読んでみて、「自分でもできそうだ」と思えるようになるために役立つ本です。
でも、そのためにはリスクをある程度知らないといけません。
不動産は普段の買い物に比べ、かなり大きな買い物をするので、
リスクを知らずに踏み込むと大変危険な投資だと思っています。
今日は、ある程度不動産会社側の視点で得か損かという内容に触れている本です。
この本は、10月13日に紹介した、
「年収360万円から資産1億3000万円を築く法」の参考書籍で載っていた本です。
最初に、極端にひどい悪徳業者の例を挙げ、
強いインパクトを与えられました。
この本で一番役立ったのは、
「一括借上げなどの家賃保証制度のダマされやすい点」です。
数ある誤解が載っています。
1 当初の家賃が保証期間中完全保証されると思ってしまうワナ
(2年に1度更新されるような契約が多い、
なお、契約更新時に○○%以内の変化は認めない特約を結ぶと良い)
2 契約直後から家賃が保証されると思ってしまうワナ
(免責期間で、最初の60日は払わなくて良いそうだ
なお、礼金は管理会社のものとなるので注意)
3 何から何まで保証されていると思ってしまうワナ
(水道、電気、共用部の掃除は含まれていない)
これらで、一括化利上げをする側が圧倒的に優位な契約をしているようである。
これらの対策として、
・家賃保証の契約更新の概念がない「定期借家契約」を結ぶ
・上記のとおり契約更新時の家賃見直し時は「○%以内で増減を定める」という特約を結ぶ
などがあるようです。
その他のエッセンス
・現時点で人口は減ってるが世帯数が増えていることを理解すること
・景気のカギは46歳が握っている
・ゆとりある空間が求められている(但し、これは事実かウラをとる必要あり)
・P71~P75の近隣の動向を調べる方法
・国・県・市区町村の補助を良く調べる(P162~P166)
・敷金は回収せず、契約時に退去時の補修契約を結ぶ
(償還期限などもP224の表が参考になる)
・リフォーム・建て直しなどにおける退去のお願いの仕方
などがわかります。
一見、コピーライティングで、
たくさんの読者を引っ張ってきている感がある本ではありますが、
初心者が読む上で、内容はとても充実している良書です。
【大家業を始めた人かそろそろはじめようと思ってる人】
におすすめです。
リュウ
追伸:
以下今までで紹介してきた大家さん本一覧。
どれも初心者が読むと参考になると思います。
(※どれも、過去の紹介した日のブログにリンクしています。
気になる本は、紹介したリンク先の日記も読んで見ると、
本をかって読む前に、内容を知ることができるかと思います)
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1 借金ナシではじめる激安アパート経営 加藤ひろゆきl
(9月16日紹介)
2 そして私は「金持ちサラリーマン」になった 吉川英一
(9月19日紹介)
3 サラリーマンでも「大家さん」になれる46の秘訣 藤山勇司
(9月22日紹介)
4 ワルが教える不動産投資マニュアル 風間俊二
(9月23日紹介)
5 アパート投資の王道 白岩貢
(9月26日紹介)
6 不動産投資の学校[入門編] 日本ファイナンシャルアカデミー (束田光陽)
(10月10日紹介)
7 年収360万円から資産1億3000万円を築く法 吉川英一
(10月13日紹介)
8 専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法 鈴木ゆり子
(10月16日紹介)
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実録音声でとてもリアルな内容に感じられるのが1。
2と7の作家さんは株式で資産を増やし、
大家さんになるためのお金を貯めることについても触れています。
6が全ての基礎を網羅しており、
5の作家さんは、比較的新築を勧めています。
8は、作家さんの人柄が現れており、
アットホームなアパート経営を実践できていると思います。
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今まで紹介してきた本をリストにしています。
あなたの読書の参考になるとうれしいです。
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