おはようございます。
リュウです。
あなたは交渉事が得意でしょうか。
それは商談であったり、債権の取立てであったり、
男女との付き合いであったりします。
今日紹介する本は、
交渉において、
ついつい相手に押されて、自分の目指すところを手にいれられない。
そんな人がどうすればいいかを教えてくれる本です。
強引に交渉されてしまい、
それに対して言い返せないような人がどのように対策を採るか。
これがこの本の全体像です。
最初に弱点を洗い出し、
次にその対策、
断り方、
相手との歩み寄り方、
戦略の立て方、
実際の例
と本は進んでいきます。
自分が交渉が苦手ならば、
他人の力をバックにしたり、期限をバックにしたり、
相手が出した条件に対して、こちらも条件を出すという、
「柔よく剛を制す」
アドバイスをくれます。
よく言われてることなのかもしれませんが、
P190
「交渉は、その交渉を執着するものが歩み寄らざるを得ない」
という言葉にぐっと来ました。
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取引先が原料の値段を10%上げるといったのに対し、
社長は断り、交渉を決裂した。
社長は別の会社にその原料を依頼したが全部断られた。
やむなく、取引先に購入を依頼したら、
なんと「20%の値上げ」で妥結せざるを得なかった。
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これは、代替手段を失うとかなり不利であることを証明しています。
その他、交渉ごとで必要な基本スキルを身につける上で、
役立つ本です。
【交渉ごとが苦手な人が、最初に読むのに向いている】本です。
なお、1冊読みきったところ、
タイトルの、「弁護士である」かどうかはあまり関係ありませんでした。
「主婦でもできる」、「大学生でもできる」の逆で、
権威者が教えてくれるタイトルのようです。
この本の最後に書かれている参考書籍も、
役立つものがありそうです。
リュウ
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(平成22年2月5日現在 171冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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