【本】達人のサイエンス

おはようございます。

リュウです。

あなたは、何かの「道」についてマスターを目指したことがあるでしょうか。

そして、目指した道を途中で挫折したことが、

もしかしたらあるかもしれません。

今回紹介する本は、

どうして「道」の途中で挫折してしまうのか、

「道」を極めるためにはどのように進んでいけばいいのか。

それが示された本です。

達人のサイエンス ジョージ・レナード 著

テニスを例に説明しています。

最初の最初、

テニスラケットやボールを持ち始めたころ、

どんどんあなたの実力は上がっていたかと思います。

ところが、あるところを境に実力が伸び悩んできます。

・動作が一体化しない

・体が慣れない

・狙った位置に返せない

など、色々なところで行き詰まります。

ある程度いくとスキルの低下は止まるものの一行に伸びる気配がない。

この状態【プラトー】といいます。

このプラトーとの付き合い方が、「道」を極めるために重要です。

「道」の途中で、やめてしまうタイプを、

著者は3つのタイプに分類しました。

・「ダブラー」 新しいものが好きで、停滞すると投げ出してしまう人

・「オブセッシブ」 最初はどんどん上達するものの、停滞すると必要以上に無茶をしすぎてしまう人

・「ハッカー」 プラトーを成長の場として認めず、そこからとりわけ成長しようと思わない人

この3つは、組み合わさることもあります。

プラトーとうまく付き合うための秘訣がこの本に載っています。

著者は続けることを重要視していて、

どのように続けていくかがわかります。

また、著者は以下のようなことを問題視しています。

現代では、テレビや小説をよく見ています。

作品中では、

すぐに結果が出るものがそこかしこにあります。

彼らは努力のシーンをほとんど見せないで、

ステキな男女で付き合ったり、

栄光を手に入れたりしています。

そんなインスタントに叶う成功が、

本来、努力を続けて「道」を歩むべきものを、

錯覚させると問題提示しています。

あなたが、様々な「道」の究みを目指すために、

自分の弱点や、どういう心構えを準備していけばいいか。

それについて迷ってしまう方は、

是非読んでみると役に立つと思います。

達人のサイエンス ジョージ・レナード 著

リュウ

あなたの読んだ本の中でオススメの本があったら教えてくださると嬉しいです。

RyuSaitou1@gmail.com

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