おはようございます。
リュウです。
株式投資の未来、
今回は「バブル」についてです。
バブルは繰り返されるものです。
新しいテーマに熱狂すると。古い記憶はどこかにいってしまう。
未来の企業、未来のテクノロジーともてはやされるものは、
たいていの場合、誇大宣伝され過大評価される。(P83)
この本では、2000年前半のインターネットバブルの頃を例にとり、
解説しています。
バブルでやけどをしないために、
5つの教訓がかかれいている。
1 バリュエーションはいつも重要
2 買った銘柄にほれ込んではいけない
3 時価総額が大きく、知名度の低い銘柄は要注意
4 三桁のPERは避ける
5 バブルで空売りは禁物
1,3,4は、似たような部分もあります。
会社の能力に比べて高すぎる評価をされている状態をさします。
2は、そういった会社にほれ込んでしまい、
周りが見えなくなる危険性を示唆しています。
そして5、空売りは一見有効な戦略に見える。
しかし、
「評価が高いから、やがて下げるだろう。」
これが逆に危ないそうです。
どんどん実力に見合わず伸び続けているバブル期に売りを行うと、
それをさらに超えて上昇し、
売りを仕掛けた人が買い戻すことでさらに株価が上がり、バブルのピークを迎えます。
多くの人が正しい価格をわかってない状態で、
投機を続けるような状況が「バブル」です。
そのため、どこまで上がるかわからない状況で、
定点で売るというのは危ない行為です。
第5章の最後にシーゲル氏は、以下のように言っています。
「どんな時も、バリュエーションは重要だ。
これはバブル期であっても変わらない。
成長株にはいくらでも支払う価値があると考えるなら、
いずれ市場からお灸をすえられる。」(P95)
バブル期に踊らされてはいけないようです。
冷静に企業価値を見て企業を購入しましょう。
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