おはようございます。
リュウです。
今日紹介する本は、
コンプレックスについて分析した本です。
タイトルから見ると、
「コンプレックスを認め、それをどのように活かしていくか」について、
書かれている本のように見えますが、
残念ながら、そこについて触れられている本ではありませんでした。
全体的な流れとして、
コンプレックスの分類を前半で行い、
後半が社会心理学の内容でした。
コンプレックスの分類は、ある程度細部まで触れています。
ただ、分類が書かれているだけで、
それを武器にするために何をすべきかまで触れられていません。
分類だけでは、もっと専門的な本がいくつも出ているので、
特にこの本だから良いという点がないのがどうしても物足りなさを感じました。
後半の、社会心理学部分に関しては、
「影響力の武器 ロバート・チャルディーニ著」
から抜粋した内容がいくつかあり、
原著に触れた方が役立つかと思います。
どちらも中途半端になってしまった感があるので、
少々残念な本です。
コンプレックスに向き合い、
どのようにそれを「武器」としていくか。
という内容について深く触れて欲しい本でした。
リュウ
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(平成22年8月12日現在 354冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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