おはようございます。
リュウです。
今回は第14章、「非公開企業への投資」です。
しかし、この章の一部に関しては、
ファンドマネージャーや、大富豪でない我々にとって、
役立てづらいかもしれません。
テーマが一部「企業買収」の話となっています。
バフェット氏や、バークシャー・ハサウェイのような資産規模が欲しいところです。
概要としては、
持続的競争力を持つ非公開企業・上場企業を買収することで、
一部保有するのに比べ、税制的にメリットが大きい。
という内容です。
ネブラスカ・ファニチャー・マート(NFM)や、
シーズ・キャンディなどについて、その買収の価値と結果が書かれています。
バフェット氏は、
購入(買収)金額に対して、税引き前利益の比較を行ってリターンを計測します。
1株あたりの税引き前利益と株価を比較して、
何年かけて回収できるかを計算します。
まさに、バフェット氏の言葉の一つ、
「株式を買うのではなく、企業(の一部)を買うのだ」
を体現している行動だと思います。
わたしたち一般投資家の場合買収は難しいので、
企業のトップの質をしっかりと見る必要があります。
内部留保を活かし成長させ、
活かしきれない部分はしっかりと株主に返す。
これらの誠実な思想を持った企業のトップに投資することが、
買収などを行う規模の試算のない、
わたしたち一般投資家の重要な視点となることでしょう。
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