おはようございます。
リュウです。
久々に株の本について紹介したいと思います。
今回の本は、テクニカル分析(いわゆるチャートと呼ばれる棒グラフみたいなものを分析)の本として、
かなりの出来の良書です。
この本は、上記のとおり、テクニカル分析をメインにおいています。
著者の中原氏のスタイルとしては、P10に結論が書いてあり、
①大きな上昇相場では「優良株」を中心に運用する。
②ボックス圏の相場では、「仕手株」を中心に運用する。
③大きな下降相場では、「材料株」を中心に運用する。
この3点です。
それぞれの単語の解説と投資方法の根拠もちゃんと載っています。
全体を通して、
1章で、大きな上昇相場の「優良株(日経平均株価225の銘柄など)」投資を、
2章で、ボックス圏の相場の「仕手株(株価がまとめ買いなどで意図的に操作される銘柄)」投資を、
3章で、大きな下降相場の「材料株(株価を押し上げる材料がある銘柄)」投資を、
4章と5章で外国人投資家がどこで投資し、どのタイミングで売るのか、
またその銘柄は何かについて、
6章で、新興市場への投資の仕方
が書かれています。
この著者のすごいところは、
2006年4月時点で、住宅バブルの崩壊、
原油の高騰をある程度時期を読んで予想していたことです。
当然、サブプライムローン問題は、
借りた時期から時期をある程度予想できますが、
それを2006年時点で論じていた人はごくわずかです。
また、著者:中原氏の紹介文で知ったのですが、
どうやらこの本は、海外で翻訳されるほどの本らしいです。
海外から日本に翻訳輸入される本は数あれど、
逆は大変珍しいことです。
【株式の基礎単語を理解したうえで、チャート分析を理解してみたい】人にオススメです。
初心者(株式関係の本や、経験が0な人)が読んでみても、
チンプンカンプンなものがありますが、
何度も読み血肉にしていただきたいと思います。
「何度も読む価値がある」本です。
オススメです。
株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる 中原圭介
リュウ
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