福岡のベトナム領事館に寄ってみた

リュウです。

8月13日に福岡の中洲川端周辺で宿を取っていました。
ラーメン屋「一蘭」の本店で食事をした後、周辺を見てたらベトナムの国旗が・・・。

「Consulate-General of Vietnam in Fukuoka(在福岡ベトナム総領事館)」

先月、東京の領事館に行ったのですが、
実は、福岡にもベトナム領事館があり、ほぼ同様の手続をできます。

折角なので寄ってみて現地を調べてきました。

●もくじ
1 現地証券口座の開設には領事館での手続きが必要
2 ベトナム領事館(大使館)は国内に3つ
3 現地の様子(東京との比較)

1 現地証券口座の開設には領事館での手続きが必要

ベトナムの現地口座を開くためには、口座開設の手続書面(外務省で認証済み)とパスポート証明が必要になります。
口座手続開設書面(認証)とパスポート証明については、それぞれベトナム領事館で手続を必要があります。

書面の認証はなんとなく分かるかと思われますが、パスポート証明とはなんでしょうか?
過去にも説明したことがありますが、パスポート書類は「パスポートが原本と一致するかどうかを証明する書類」です。

日本でも株式取引をするときに、証券会社に対し免許証などで本人確認をします。
海外で外国人投資家が株取引(商取引)をするのに本人確認で用いるられるのがパスポートです。

ただ、原本を送るわけには行きませんし、ただの写しでは信頼に足りません。
そこで、ベトナム領事館で「おすみつき」をもらうため、パスポート証明を交付してもらう必要があります。

2 ベトナム領事館(大使館)は国内に3つ
ベトナムの領事館(又は大使館の領事部)は、全国に東京(渋谷区)、大阪(堺市)、福岡(福岡市)の3箇所のみ
です。

未確認ではあるものの、パスポート証明は上述の通りパスポートのコピーをとって証明するものなので、郵送では受理してもらえないでしょう。
(いくら平和な日本でも、パスポートを郵送して処理してもらうのは問題かと思われます。)

なお、領事館では必要書面を準備して出すだけなのですが、口座開設書面を外務省であらかじめ認証してもらう必要があるので、事前にもうひと手間必要です。
今回は、外務省の認証の話は冗長になるのでまたいずれ。

なお、手数料は1枚5,000円です。
口座開設には2~3枚いるため、ここか結構な出費ですね。
(私が始めたころは福岡の領事館は1,000円だったという記述をどこかで見た気がするのですが気のせいなのかも。)

3 現地の様子

福岡の領事館は初めてでしたので若干緊張しました。
しかも、入口から部屋の内部が見えない。

※オフィスの一角にあります。
 廊下にも誰もおらず以外に入りづらい。

初見で入るのには若干抵抗がありましたね。

入ると、広い部屋にいくつか座るスペースがあるのみで思ったより部屋に余裕があります。
空きスペースに、ベトナム語の書籍かおいてありました。

また、ほとんど人がいませんでした(11時頃なので込み合っていそうなものですが・・・)。
人が少ないので、冷房が効いてて涼しかったです。

参考までに東京の領事部は、学校の教室の3分の2くらいのスペースに30脚くらい。部屋にギリギリ人が入る程度です。部屋に入りきらない人が外にある椅子に腰掛けています。

場所も便利なところにありました。

東京は閑静な住宅街(羽田空港からなら電車で60分程度+徒歩10分)に大使館・領事部があるのに対して、
福岡は繁華街のど真ん中(福岡空港から電車で15分程度+徒歩5分)。

アクセスも福岡空港から大分近く、外部からのアクセスは良好です。

共通する点としては、手続に来ていた方に「若い人が多い」ことですね。
今回も50代以上の方はひとりも居ないように思われました。(直接話したわけではないですが。)

ベトナムの人口ピラミッドを調べてもらうと分かるかと思いますが、ベトナム国民は若い方が多いです。
国全体が若いことは、私がベトナム投資を始めた理由のひとつです。
高齢化率が低く、かつ若い労働者が多い国で、まだまだ経済発展が見込まれるのがよい。

●まとめ
ベトナム領事館(博多)に行ってきました。
役立つ情報はこの辺り。

 ・博多の領事館は空いていて快適、手続も恐らく早い
 ・繁華街のそばで利便性もよい
 ・手数料は同じ

今回の旅のルートに堺市も通過してたのですが、気づいていませんでした。
行けばこちらも十分ネタになりましたね。

冬に行けたら行こうと思います。

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