おはようございます。
リュウです。
先日勝間和代氏の本を批判したので、
意外なところから反響が来ました。
http://ameblo.jp/ryu-saitou/entry-10577351948.html
(不幸になる生き方 勝間和代 6/30)
そのため、ある程度フラットに物事を見たいので、
久々に昔の勝間氏の本を読もうと思っていたところ、
ブックオフで久々に発見したので購入しました。
確かこの本が、
自分の中では勝間和代氏の本の出会いだったのではないかと。
概要を紹介します。
勉強を続けさせる意識作りが大切。
そのために仕組みづくりを考える。
そして、年収に直結するスキルとして、
・IT
・会計(簿記)
・英語(TOEIC)
を勧めています。
第1部として、効率の良い勉強の仕方について
以下エッセンス。
・ノートPCを持つ
・速読
・タイピング
・基礎力(会計士でも、まずひたすら簿記3級を極める)
・先人のまねをする
・マインドマップをつける
・将来のビジョンを持ち行動する
・通勤通学で音楽の代わりにセミナー等を聴く
・年収の5~10%を自己投資に使う。
第2部として、具体的に学ぶべきことについて
・英語
・会計士
・ITスキル
・資産運用
を勧めています。
前に紹介した「不幸になる生き方」のように、
引用乱発で水増しした雰囲気もなく、
メンタル部分を言い続けるだけでなく、
どうすればいいのか、まで書かれている本です。
また、女性贔屓の文体もありませんし、
全体的にバランスが取れた良い本です。
一部心配なのは、
投資について、当時流行していたらFX(外貨証拠金取引)について。
リスクを無視して、かなり強く推している雰囲気がありますが、
そこは専門家ではないので、紹介にとどめているようです。
ただ、この本を出版当時に購入してたならば、
時期的に、サブプライムのクラッシュ前(2007年7月、2008年9月)なので、
読んだ時期が悪いと、
この本を読んだ直後、FXで高レバレッジ運用をして、
資産を失った方もいるかと思います。
投資については、
わざわざ書かずとも、時間の運用法に特化すればいいのではないかと思いました。
【大学卒業して就職したての方で効率よい勉強法に悩む人】が、
即読めて、十分役立てられる内容です。
前回が前回だったので少々きびしめに書きましたが、
読む価値はある本でしょう。
オススメします。
リュウ
なお、氏の作品でイチオシは、
http://ameblo.jp/ryu-saitou/entry-10403815272.html
(決算書の暗号を解け! 勝間和代)
です。
実務的にも、スキル的にも、素人が始めて読む視点も良い本です。
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(平成22年7月12日現在 325冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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