投資をしたければ口座を開きなさい(株式投資を始めたいと言われて最初にしたアドバイス)

 

なんか、自己啓発本のタイトルみたいになってしまった。

 

リュウです。

 

今日は実家に娘を迎えに行き、豆まきををしてきます。

こういう平和な土日は久しぶりです。

進められる土日の仕事をがんばって、来週からまた娘と遊びたいものです。

さて、本題。
金曜日の夜に、ふと飲み友であり別の職場の職員のYさんから、「株式投資を始めたいんだけどどうしたら良い?」と相談を受けました。

彼と飲む時の話題で、自分が株式投資をしていることが出るのですが、それに感化された模様。

話によると、奥さんから「子どもが(4月に)産まれたら、スタジオアリスの優待があると写真撮りに行く時に安く済むよね」と言われたとのことで、ちょっと始めてみるか~。というノリで聞いてみたようです。

自分は、投資を始めておよそ10年(※)経っているようですが、どうにか生き延びてきました。
(※最初に口座開設したイートレード証券(現:SBI証券)での口座開設日の書面が見つからないのでおよそ10年)
 

また、やりたいことの一つに、ウォーレン・バフェット氏のように保険業を営みつつ、そのフロート資金を利用して株式投資をじっくりと行いたいというものが有ります。

彼の依頼に応えた際の、「はじめて投資を始めるとしたらどうしたか」を少しずつ整理して行きたいと思います。
今日は基本的なことから。


※スタジオアリスのアニュアルリポート(経営の報告書みたいなもの)

 たまたま昨日掃除をしてきたら出てきました。(2019.2)

 なお、書面そのものは前期なので昨年5月くらいのものです。

 

●もくじ
1.まずは口座を開設する
2.方向性を整理する
3.バフェット流投資で初心者が読むべき書籍

1.まずは口座を開設する

 私「Yさん、口座開設しているの?」
Yさん「いやー、これからだねー。」
私「なるほど、口座が無いと取引できないよ」

至極当たり前のことですが、ここをはずすことは出来ません。
口座を開設しないと取引をすることが出来ませんので。

投資を開始している人達にとっては今更な感じではありますが、友人の様子を見る限り「口座開設も一つの壁になっている」ようでした。

 Yさん「ではネット証券でどこがいいの?」
私「どこでも問題ないけど、ネット証券が手数料が安いんで、その方がいいかもね。」

①ネット証券か、それ以外の証券会社か

「IPO投資を有利に進めるような場合や、証券会社のお勧めの銘柄を買うような場合を除き、今はネット証券が主流」となっています。理由は簡単で、「手数料が安いから」です。

大手証券(ネット以外)だと、大和証券、野村證券、SMBC日興証券などがありますが、これらは100万円の取引で数千円~1万円くらいかかります。一方で、ネット証券だと、1,000円程度の手数料で済むため、株価の騰落以外での支出は少なくすみます。

上述のとおりIPO等の際に融通してくれる場合があるため段純なよしあしの比較はできませんが、自分で銘柄を選んで投資をするならば「ネット証券」をオススメいたします。

②ネット証券の中でオススメの会社

有名どころで、SBI証券、楽天証券、松井証券、マネックス証券などが有りますが、結論として、「正直どれでもいい」と思います。

比較する点を挙げてみましたが、言うほど差はないです。

 

しいていうなら、デモ画面で操作してみることが出来る証券会社なら操作してみて、「使いやすいと思った証券会社」でいいと思います。

 イ 情報収集
色々な場所で無料でできますので同じようなものです。

 ロ ツール
不便を感じるような証券会社はありません。

 ハ 手数料
唯一比較できそうなところが手数料ですが、
ネット証券だと1日10万円程度の取引なら0~100円、100万円程度で700~1,000円くらいで足並みが揃っています。

参考程度に、手数料形態は証券会社によって違いますが、「1取引あたりの取引金額に対してかかる方法」と、「1日の取引総額に対してかかる方法」があり、取引のやり方によって有利な方を口座開設後に選ぶ感じになります。

結論として、「どれでもそんなに変わらない」となってしまうんですよね。
数年前ならSBI証券で「四季報を読める」とか、楽天証券のように「システムが充実している」とか比較対象もあったのですが、今はそれほどの違いは無いようなので詳細は割愛します。

なお、ネットで「ネット証券 オススメ(「比較」でも可)」等で検索するといくつかサイトが出てくると思いますが、必ずしも良い会社が出るわけではないので気をつけてください。

「オススメの投信の話」と同様、アフィリエイトでいっぱい報酬をくれる会社を勧めるサイトがいっぱい出てくるため、本当に言い会社を見つけるためには役立たないと思います。
アフィリエイトサイトであるかどうかを比較するためには,「アフィリエイト報酬 ○○証券」等と検索すると、口座開設で広告主である比較サイトにいくら入るか(高ければ高いほど広告主は贔屓します。)出てくると思うので参考にしてください。

良い会社の紹介ではなく、広告主に利益をもたらしてくれる会社がが勧められているだけです。

口座維持費や口座開設手数料は、日本の証券会社ではほぼゼロのため、bという手も有ります。敢えて、ここではアフィリエイトリンクは貼らないので自力で見つけ出してください。
 

自分の場合は、昔から使っているためSBI証券です(オススメと言うほどでもなく、無難に使えると思います)。
(なお、娘の口座はマネックス証券です。)

2.方向性を整理する

私「あと、投資をするにあたって、どういう方針で運用するか(儲けるか)は大まかに整理しておいたほうがいいと思うよ。」

 

投資の方針(スタイル)なんて、人それぞれですが、長期投資でじっくり利益をもらうタイプか、デイトレードでアクティブに動き回るタイプか位は決めておいたほうが、勉強をする際の文献も違ってきますので良いと思います。

 ①配当・優待、企業価値の上昇による値上がり益目当ての長期投資
②システムトレード、デイトレードなどの短期投資

どちらにも良し悪しは有ります。
もちろん両方でも良いですが、初心者ならどっちか片方で慣れた後もう片方にチャレンジしたほうがいいと思います。

①配当・優待、企業価値の上昇による値上がり益目当ての長期投資(ファンダメンタル重視)

ファンダメンタル投資とは、「企業の利益や成長率などを見ながら、数年後に企業の価値に対応した株価がつくこと予想することを重視する」投資法です。

良い会社に投資して、投資した根拠が変化するまでは基本的に売らず、又は買った会社以外で買う価値のより高い法人を見つけるまで売りづらいスタイルです。

バフェットはこちらがメインですね。(バフェット先生も若かりし頃にテクニカル分析を研究した文献も有りましたが、バフェットの師であるグレアム先生に会って以降は企業分析にエネルギーを割いています)

直接ファンダメンタル投資ではないですが、配当や株主優待などはこちらに近い要素があると思います。

株主優待は雑誌でも最近割と見かけますし、会社四季報の最後の方にテキストで載っていますので、四季報を読んでみるだけでわかるかと思います。
当然、配当予想も四季報で見られます。

なお、株主優待は海外で全く無いわけではないですが、日本で独自に広まっている制度のようです。
(利益の分配は、優待券ではなく配当金で示すという考え方があるのかも知れません。)

②システムトレード、デイトレードなどの短期投資(テクニカル等重視)
テクニカル投資とは、簡単に言うと「企業価値などより、株価の上下の動きや出来高の大きさなどを重視して株価が今後上がるか判断する方法」です。短期投資については、自分もそこまで細かく勉強をしていませんが、ある程度の瞬発力や勘が要る「才能の必要なジャンル」だと思っています。
 

投資を始めるあなたが、どちらに適性があるかはわかりませんが、中々難しいと思われます。

なお、バフェットは、上述のとおりファンダメンタル重視の投資家ですが、実は若かりし頃にテクニカルを分析していたころがあるようです。(※出展は忘れましたが、バフェットの自伝のスノー・ボールだったと思います)

ファンダメンタルもテクニカルも良し悪しがあり、どちらが良いと言えるものは無いのですが、自分の場合はテクニカル等重視型で失敗しているので企業価値重視(ファンダメンタル重視)で運用しています。

3.バフェット流投資で初心者が読むべき書籍

 Yさん「オススメのホームページや本はあるの?」

個人的に勧めているバフェットの書籍を伝えました。

マンガ ウォーレン・バフェット

この本は、バフェットの半生と理念、彼の大きな投資イベントでの成功(一応一部失敗もかな)について書かれており、初めて読む方に勧めています。(なぜか知らないですがハードカバーより単行本のほうが先に絶版(?)になっていますね。)

この漫画を読んで、このような投資方法が合う方は、バフェットの書籍(漫画ではなくテキストで)を読んでみると良いと思います。

●まとめ●
初めて投資する方への簡単なアドバイス(口座開設~基礎的なもの)

①まずは口座を開こう(手数料の安いネット証券でいいと思う)
②方向性を決めよう(企業価値で投資するか、株価の動きなどで投資をするか)
③バフェット流投資法が気になる方は「マンガ ウォーレン・バフェット」を読んでみるとよい

 

投資なんて好きなようにやればいい、と言ってしまえばそこまでですが、Yさんに限らず、日本の若者が投資リテラシーが強くなることは国を豊かにするかもしれないので、役立つ情報は書いて行こうと思います。

 

では、今日はこんなところで。

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