リュウです。
今日は、前編の最終章の第39章です。
SEC(アメリカの証券取引委員会)に目をつけられた、
バフェット、マンガーコンビの章といったところでしょうか。
SECは、最近だとエンロンなどの粉飾決済を見抜いた組織で、
そんな団体から追われようとしてました。
罪状としては、
ブルーチップ社でウェスコ・ファイナンシャルの乗っ取りを計画し、
それを公開していなかった、
というもの。
結果とすれば無罪放免(とはいえ厳重注意的なもののようです)なのですが、
なかなか前編の中では、なかなかの修羅場だったと思います。
個人的にはのっとり計画の公開もそうなのですが、
A社でB社を買収し、
B社の資産でC社を買収するスタイルはどうなんだろう。
と思わなくもないです。
これができると無制限に買収ができそうな気がします。
ブルーチップも実質バークシャーとバフェット本人が所有しているようです(P676)
実質の資産以上に資産が回転してる感じがどうも落ち着きません。
とはいえ、この辺りも理解できないと、
バフェット並の運用ができないということなのかもしれません。
さて、前編が終わりました。
あらためて読んでみると、
社会人になってからのバフェットは、
ひたすら投資に明け暮れ、そして当人は幸せだったのですが、
家庭には迷いが生まれていました。
スージーは、子育てが一段落ついた1977年に実質的には別居します。
バフェットはどう思ったのか。
あと、後編にはブラムキン女史が出るんですよね。
あのバフェットもたじたじのパワフルなキャラクターはとても魅力的です。
詳しくは後編で語りましょう。
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