バフェット・コード 12

おはようございます。

リュウです。

アメリカ国内での投資をメインにしてきたバフェットですが、

2003年、中国のペトロチャイナ(00857:中国石油天然気)に投資を始めます。

海外投資を考慮している自分にとって、

この投資方法が気になるところです。

バフェットは、

FORM20-Fを読んだ時に発見したといいます。

FORM20-Fとは、

海外企業がニューヨーク市場、NASDACに上場している場合提出するもので、

年次決算報告書のデータのようです。

NTTドコモが上場しているので、

それをリンクで載せておきます。

http://secfilings.nyse.com/files.php?symbol=DCM
2010年6月24日分が恐らくFORM20-F

これを読んでみた時に、

ペトロチャイナの規模の大きさと独占力に気づいたようです。

そして、割安だったこと。

適正な価格は、少なくとも3倍はあるだろうと見て、

数億ドルの買いを行います。

・政府系企業であっても、バフェットは着目して買うこと

・キャッシュフローに注目(?)していること

バフェット・コードを読む限りだと、

実績の利益と、(フリー・)キャッシュフローの大きさに注目しています。

その後、さらに企業の成長評価を高く設定し、

当初20ドルで買った企業を、

160ドルという適正価格まで持ち、売りぬいています。

企業の成長の評価の仕方として2つのテストをしています。

1 業界の状況と照らし合わせて収益状況は改善しているか

2 その年「堀」はさらに大きくなったか

ここに注目した上で、

目標の60ドルを越えても持ち続け、

その後160ドルになり、

他の大き目の石油会社と価値がほぼ一致したとき売りに出したようです。

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