バフェット・コード 11

おはようございます。

リュウです。

2001年、

1957年から現在において、

唯一バフェットがバークシャーでマイナス成績を残した年です。

その年のバークシャーの運用成績は、-6.2%、

S&P500は-13.0%のため、それでも運用成績はよい。

逆に言うと50年以上、1回を除き、

常にプラス成績上げ続けてきた彼の成績はやはり並外れたものといえます。

2001年は、ドットコムバブルがはじけ、

全体的に相場が冷え込んだ年でした。

大きな動きもなく、

信用格付け会社のMOODY’Sを購入したくらいです。

2002年もほぼ同様で動きは少ない。

ジャンク債を購入してくらいで、株式はあまり触れていないようです。

実価値に対して、

株価が高すぎるとバフェットは判断しているようです。(P101)

著者も書いていますが、

バフェットは「非常に我慢強い人」です。

本当に最高レベルの会社を見つけ出し、

そして、割安だと感じるまで「絶対」手を出さない。

彼がいった名言の中で、

ルール1 絶対に金を損しないこと

ルール2 絶対にルールその1を忘れないこと

というものがあります。

誰が作ったかわからない格言で、

「投資は、若い時にリスクの高い投資に走ってよい。」

というものがありますが、

若い時のお金ほど、

どんどんそれが大きく利益を生み出してくれます。

1999~2001年までは1ケタ成長、もしくはマイナスになってしまったバークシャーですが、

損失を出さずにずっと運用を続けてきたからこそ、

これだけの成績を生み出せたのです。

2001,2002年は、

魅力的な株式が見つからない年だったのでしょう。

バフェットが初期に作ったバフェットアソシエイツの解散も、

バブルの絶世期1969年。

買うものがないときは買わない。

当たり前のことですが、難しいことです。

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