おはようございます。
リュウです。
あなたは人と話すときに、
ダラダラと長い話になったことはないでしょうか。
それをうまくまとめる技術について書かれた本がこの本です。
「頭がいい人」が武器にする 1分で話をまとめる技術 樋口裕一
話を1分(400字)でまとめられる人は頭がいい。
だから短くまとめるようになろう。
というのがこの本の趣旨です。
著者は「ものごとは、大まかに説明した方がわかりやすい。」
としたうえで、
話が下手な方が陥ってしまう8つのワナと、
短く話をまとめる4つの要素について解説しています。
●話が下手な方が陥る8つの問題点
1 相手に気遣うあまり言いたいことがいえない
2 具体例を言う際、話がずれる
3 イエス・ノーが決められず何を言いたいかわからない
4 何をしゃべっても、すぐに得意ネタ、自慢ネタになる
5 前提となるネタを省略してしまう(内輪ネタになってしまう)
6 相手がわかっている事をクドく説明する
7 細かいことを正確に伝えないと気がすまない
8 いい訳が多い(○○と思われるかもしれないが)
わたしも、念には念を入れて説明してしまうため、
6,7,8、あたりで長い文章になってしまうことが多いことに気づいた。
相手はある程度知っていて、
話を大まかに伝えても通じることを理解すべきだと思いました。
次に、話を短くするためのコツを紹介する。
●短く話をまとめる4つの要素
1 相手の立場(意見・考え方)を確認する
2 相手の不安を探る(相手は何に反対しているか)
3 自分のスタンスを決める(主張したいこと)
4 話の構成を決める
A 最初に結論を持ってくる(特にこちらが早く話がまとまる)
B 結論を最後に言う
相手の状況を確認し、
結論を先におき、自分の意見を主張する。
というのがコツのようです。
後半は話術がメインとなっており、
1分間で話をまとめる技術とは直接関係ないですが、
役立つことが書いてあります。
タイトルの内容のみで考えるならば2章と3章を読み、
【話のまとめ方】を勉強するのに役立てると良いでしょう。
定価で買うには少し高めですが、
オススメします。
今後、自分も書評を、
少し短くまとめられるようにしていきたいです。
「頭がいい人」が武器にする 1分で話をまとめる技術 樋口裕一
リュウ
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(平成22年8月11日現在 353冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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