おはようございます。
リュウです。
あなたは、東京ディズニーランド(リゾート)へ行ったことがあるでしょうか。
年間ゆうに1000万人を超える人が来場し、
リピーター率95%を超える大きなビジネスです。
自分もディズニーランドが特に好きなのですが、
あの場所には、常に「感動」を与えるパワーがあります。
今日紹介する本は、
ディズニーランドのキャスト育成についての話です。
この本では、
2章に分けられており、
1章では、
ディズニーランドのキャストが行った、
34の「感動」ビジネスのエピソードを集めてあります。
各エピソードのまとめの部分には、
これはキャストたちにどのような研修を行ったから。
という解説がされています。
2章では、
実際に、ディズニーランドのキャストを育てるために、
どのようなこと、もしくはどのような考え方であるかについて書かれています。
ディズニーランドには、
元気な子どもたちだけではなく、
老夫婦、障害を持った方、外国人など、様々な方がきます。
彼らをおもてなしするのが、社員(準社員)の仕事です。
また、お客様が帰ったあと、
場をセッティングする裏方がいます。
彼らがどのように、
感動を生み出していくかがこの本に書かれています。
これから、
高齢化社会になっていくにしたがい、
どんどん、もともとのディズニーランドに行っていた世代が少なくなっていきます。
そこで生まれた、ディズニーシー。
大人の人が、自分たちに合わないと思って来て見たら、
それを大きく上回る感動を与えてくれる。
そんなエピソードがいくつも書かれています。
なぜここまでうまく行くのか、
なぜ、他の会社ではここまで行かないのか。
これは、(準)社員の一人一人の自覚によるものが大きいようです。
ディズニーランドの仕事のノウハウは100%完成したものではありません。
基本的なことを教え、先輩方がサポートしつつ、自分たちで完成させていくもののようです。
バイト(準社員)レベルの人が一人一人がプロ意識(責任)を持ち、
100%の力を出し尽くしてもてなす環境を作り出す、
ディズニーランドのシステムがここまで、感動を与える物に作り上げたようです。
自分も、
ここの会社のアルバイトで働いてみたいと思ってるのですが、
学生時代にその価値に気づきませんでした。
ディズニーランドを管理する「オリエンタルランド社」は、
今でも、少しずつ成長を続けています。
感動を与えるビジネスとして、
良いところを多々学びたいと思いました。
役立つ本です。
他の本も読んで、
感動ビジネスの最前線を学んでみたいところです。
オススメします。
リュウ
追伸:
もし、ディズニーランドでアルバイト、社員の人(社員だった人)で、
よろしかったら、
働いてる時の話をお聞かせいただけないでしょうか。
ぜひ、コメントやメッセージをいただけると嬉しいです。
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(平成22年6月25日現在 308冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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