おはようございます。
リュウです。
人生は長期戦です。
調子のいいときと悪い時があります。
どんなに好きなことでも、
どんなに楽しいことでも、
どんなにかなえたい自分の夢でも、
「逃げ出したい」と思う瞬間があります。
そんなときに私が観るアニメーションを紹介します。
「魔女の宅急便」です。
1988年、もう20年以上前の作品ですね。
スタジオジブリのアニメでかなり古典的なものですが、
自分としては、ジブリのアニメでは一番好きです。
「魔女の宅急便」は、
小学校の時に、テレビで初めてみました。
それから何度も金曜ロードショーやDVDで観て、
すでに20回以上見ています。
小学校の頃、子供心に恋したキキ、
大学生の頃、一人暮らしをし始めた頃見た、憧れ、苦労をしているキキ、
会社員になり、お金を自分で稼がなければならなくなった時、
仕事を一生懸命こなそうとがんばるキキ。
何度観ても、新たな発見をさせてくれます。
そして、がんばろう、って思わされる作品です。
いくつも好きなシーンがあるのですが、
一番好きなシーンは、ウルスラとキキの2人のシーンです。
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ある日、新しく住む町に慣れてきた頃、
キキが自分の魔法の力が弱くなってしまいます。
ホウキで空を飛べなくなったのです。
空を飛ぶことでお金を稼ぐキキにとって致命的なことです。
周りの人は、いつもがんばるキキを支えてくれたのですが、
彼女はこのままでは仕事もできず、
自分の力でいきていくことができません。
そんなある日、画学生の友人ウルスラが遊びに来て、
彼女の住む森の家に行くことになります。
その夜、彼女にキキは、自分がスランプであることを告げます。
ウルスラ「ジタバタするしかないよ
描いて、描いて、描きまくる」
キキ 「それでもダメだったら・・・」
ウルスラ「描くのを止める、散歩したり、
景色を身たり、昼寝したり・・・、なにもしない
そのうち急に描きたくなるんだよ」
キキ 「なるかしら」
ウルスラ「なるさ」
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キキは、まだ魔法の力は戻りませんでしたが、
ここで立ち直ります。
そして、あることがきっかけで空を飛び、
感動のラストシーンになります。
だれでも、
上手くいかない、
続けるのをやめたい、
どうせ自分は・・・、
と思うことがあるようです。
(昔は自分がネガなだけだと思っていました。)
とにかくジタバタすること。
そして、それでもだめなら、
「描くのをやめる」
そうすると、ふと自分を見直すことができるのかもしれません。
自分を見直し、再度走り出す。
このシーンがとても好きです。
「魔女の宅急便」は、
観るたびに発見があります。
ナウシカ、ラピュタ、もののけ姫など、
記録的興行や、名作として評価されているジブリ作品の中では、
やや周りの評価が下がるのですが、
「魔女の宅急便」こそが、ジブリの最高作品だと思います。
夢、
達成感、
悩み、つらさ、
恋心・・・、
などなど、
12歳の女の子の視点から、
さまざまな感情が揺れ動くこの作品を、
是非観てもらえればと思います。
子供も、大人も新しい発見ができる作品です。
リュウ
魔女の宅急便 [DVD]
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