ダウンタウンの「松っちゃん」こと、松本人志が書いた、
各200万部以上売れた作品。
何気に15年くらい経っている本です。
その2冊が1冊になった、
「松本」の「遺書」を読んでみました。
ある尊敬するコピーライターの方が勧めていました。
ちょっと気になっていたところ、
偶然BOOKOFFで105円で売ってたので即、保護しました。
予想以上に面白かったです。
ダウンタウンとしてと言うより、
松本人志氏としての「怒り」がすごく読んでて光ってました。
「怒り」をメインテーマに、
色々なものを語っています。
主に批判が多いのですが、
しっかりと筋道立てて、
何について怒っているのか、
何で怒ってるのか、
と言う部分が、はっきりしてます。
感情むき出しで書いてるから、さらに面白いのかも。
結構みんなが「そうそう」と思えるのに、
ネタにされていないものも、
かなり踏み込んで書いてました。
「天才少女の親に告ぐ 人間、はえてからが勝負だ!」とか
「警察官の使命は謎」の話とか、
他にもたくさんお勧めがあるんですが、
エッセイと言うものが面白いと感じました。
他の作家のエッセイもこんな感じなのか。
だったら十分読む価値がある。
多分こんな感想を作家当人が読んだら、
それは「面白い」と思う部分が違うと思われるかも。
オススメです。
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