ここ1年の運用成績

投資関連(外国株以外)

当方、9月末を基準に、運用成績を出しています。
確定申告に利用する12月末と、今回の9月末は自分の運用成績やポートフォリオを見直す良い時期だと思っています。

かつては株式投資で銘柄を伝えることを避けてきましたが、今は気にするほどではないと思ったので銘柄も書きながら記事にしてみたいと思います。

上昇し続けるのが望ましいですがなかなか難しい。

運用成績

2020年10月から2021年9月までの運用成績は、前年比+35%(暫定集計)でした。

思った以上に好調。

好成績の要因は、実は米国株ではなく、「ベトナム株の影響」です。
ベトナム株を縮小する際に、どうしても気に入って残した銘柄が良い方向に転がった年といえます。

一方で、配当金は集計できてない部分もありますが、前年比半分くらいになりそうです。
比較的トレードで利益を出そうとしていることと、保有銘柄について、新型コロナウイルス感染症関連で企業が配当を出すことに消極的になっているように思えました。

全体としては、昨年の米国株のような「買いやすかった2020年」と異なり、ほぼ同じ成績ながら「難しい2021年」に感じました。

全体的な傾向

米国株

コロナの暴落後の2020年夏以降と異なり、2021年2月くらいから不安定な相場が続きました。

指数として保有している、

 ・VTI(Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF)

iDeCoやつみたてNISAで保有する、

 ・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

等は好調な成績を上げていましたが、個別銘柄で目覚ましい成績を上げる銘柄は無かったです。

米国株で一番利益を出しやすいのは11月末からなので、年末に向けて成果を出したいものです。

ベトナム株

ベトナム株は、前述通り好調でした。

過去記事の通り、基本的にベトナム株を撤退したのですが、撤退したら日本で取引できない店頭銘柄のみ保有していました。端株(米国と異なり単元株制度がある)銘柄を除き、2銘柄(ABI NTW)のみ。

米国の個別銘柄は今年はゼロか若干のマイナス運用。
正直、ベトナム株の牽引がないとパッとした成績ではなかったと思います。

その所為か、米国株に大分引っ越した際に株式ポートフォリオの40%程度だったベトナム株の割合が、70%くらいまで増えました。

余談ですが、今年9月前半まで好調だったS&P500と比較してもVNインデックスも好調なので、ETFなどでベトナム株を保有していた人も恩恵が多かったと思います。

●参考
 ・VNインデックス 911.20→1334.80 +46.5%
 (2020.9.28~2021.9.27) ベト株.com 

 ・S&P500 3348.44→4357.04 +30.1%
 (2020.10.2~2021.10.1) Google

この1年に限って言えば、「VNインデックスは、S&P500より優秀な成績」を上げています。
米国と比べ、ベトナム株はPERは全体的にかなり低め(PER10倍を切る銘柄が多い)なので、外国投資家がマネーを引き上げることとなっても、急激な下落は起こらないのでは、と思っています。

日本株

そこまで大きい動きはありませんでした。

流れが変わった菅総理が下りた時に日経インデックスを買おうか迷いましたが一時的なものと判断し動きませんでした。

ほぼ保有していないものの、常に、安いと感じたら購入していきたいと思っています。

その他資産

暗号資産(仮想通貨)を一部保有。
不動産関連(沖縄軍用地)も一部保有するようになりました。

まだ銘柄の規模としては株式と比べたら小規模、試験段階です。

主力銘柄

株式の主力銘柄を整理。
全体の割合の小さい細かな銘柄は除きます。

①米国株(及びそのETF等)

 ANTM(医療保険)
 ASTR(航空・宇宙)
 EMAXslim S&P500(米国全体)
 MQ(金融)
 VTI(米国全体)

米国株は最近まで色々と持ってましたが、大分手放し4割ほどキャッシュで保持。
比較的全体インデックス(ETF)の割合が増えました。

アストラ(ASTR)やマルケタ(MQ)は、9月末の下落で大分ダメージを受けましたが、ベンチャー的な性質の銘柄であるため長期的視点、仕方ないかもしれません。

②ベトナム株

 ABI(損害保険)
 NTW(水道)

昨年の稼ぎ頭が米国のユニティソフトウェア(ティッカー:U)ならば、今年はアグリバンク保険(ABI)です。

手前みそながら過去に紹介記事を書いてから+50%強のスコアを上げています。

(記事のアクセス数から、読んでくれた人が買ったわけではなさそうなのが残念ですが・・・。)
他のベトナムの保険会社がPER10倍をゆうに超える中、PER8倍程度なのでもう少し期待できそうです。

来年に向けて

最後に、まとめに代えて「今後の1年間」の方針。
方針と言っても、水晶玉を持っているわけではないので、「負けずに頑張りたい」という程度のことしか書けません。

株式

今年をけん引してくれたベトナム株今年のABIのような銘柄を出すのは難しいかもしれません。

米国株についても、大統領の2年目は無難な成績(3年目が成績良いことが多い)の傾向がある、なかなか難しいかもしれません。
加えて景気によりテーパリング、そして金利上昇と金融相場から業績相場に移行していく可能性があります。
油断せずに成績を上げていきたいと思います。

その他の資産

前の記事の通り、不動産投資を始めていく予定です。

これは記事にも書いた通り、「(株式に比し)安定したインカムゲイン」「事業性のある投資対象を経験しておきたい」ためです。
事業の運営と独立に向け自己のエネルギーを割きますが、株式投資が凡庸な成績にならないようにしていきたいものです。

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