おはようございます。
リュウです。
「早く本を読みたい。」
そう思う人の需要に対応して、
速読術について、様々な本が世には出ています。
速読術は、30年以上前から速読術については研究されていて、
昔は、ひたすらに文字数を多く読むという方法を取っていました。
しかし、これだと対応できない分野があることや、
実践的でない部分もあるため、改良が施されて、
今回のような速読術が考えられました。
この本では、速読術として全文を読むわけではありません。
「内容を理解することが出来ればよい」としています。
20対80の法則と言う言葉があります。
20%の事象に、80%の価値が入っているという言葉です。
例えば世界の人口の20%の人が、世界の80%の財産を持っている。
としています。
本も同様で、
20%の時間で80%の内容を知ることが出来る。
100%の時間で100%の内容を知ると、効率は100/100で「1」です。
20%の時間で80%の内容を知ると、効率は80/20で「4」です。
効率が4倍になります。
100%の知識で1冊より、
80%の知識で5冊本を読んだ方が400%の知識が入るわけです。
では、具体的にどのような方法を取っているか書いていきます。
まず、この本と付き合う時間は30分と決める。
30分でする内容は以下のとおり。
1 プレビューを5分間行う
2 5分間で全ページを写真読みしていく
3 20分を使ってスキミング法で読んでいく。
4 短時間で読み終えて得られたことを簡単にメモに残す。
1 プレビューの5分間とは、
「この本を読む目的」をはっきりさせる時間です。
何を知ることが出来るか、どういうことが書いてあるかを徹底的に分析します。
タイトル、カバー、帯などがヒントになります。
次に目次を読みます。
ここは、じっくり読んでみましょう。
目次を読んだあと、
少し余った時間で本文を軽く流して見ましょう。
気にすべき点はビジュアルです。
写真や図表などがある本もあるかと思います。
そこから得られるものが何かをなんとなくつかんでいってみてください。
2 写真読みとは2秒間で見開きを見て次のページに行く作業です。
あまり詳しくはないのですが、フォトリーディングの技法と似ているのではないかと思います。
重要なのは、
「本(著者)が語りたいキーワード」、
「自分が読んでて気になるキーワード」
の2つです。
3 スキミング法とは、大切な部分のみ読み込む方法です。
1,2の過程で、ある程度この部分があなたにとって必要か、不必要かわかったかと思います。
これを元に、全体を読んでいく作業に入ります。
ただ、全ページを平等に同じ時間をかけてはいけません。
必要がない部分はどんどん流していってかまわないのです。
飛ばした部分に大切なことが書いてあるかもしれません。
しかし、気にする必要はありません。
4 30分経過後すべきこととして、簡単にこの本出られた知識を書き出してください。
こうして速読法を締めくくっています。
もし、30分読んで必要な本だと思えたら、
もう一度改めて読めばいいのです。
30分読んで見ると、1冊を通して読む必要がある本かはんだんできます。
これが重要です。
この本では他にも、
資格試験ならばこう速読する、
雑誌、新聞ならこう速読する、
英文はこう速読する。
などなど、それぞれに応じたコツを書いています。
この本は、全部を読みきったという爽快感があるわけではありません。
ただ、1冊の本でどういう知識が得られるかに特化した本です。
私のように、ブログで色々な本を紹介する場合、
このような方法がとても役立つと思いました。
【書評サイトなど、とにかく本をたくさん読み内容を知る必要がある方】
にオススメの本です。
リュウ
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今まで紹介してきた本をリストにしています。
あなたの読書の参考になるとうれしいです。
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