ヘタレな名脇役

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1266716.html

↑の関連して、

とある友達の日記を見てて、
気になったのでネタにしてみる。

漫画ネタです(^―^)

最近とられたランキングによると、
名脇役の1位がクリリンだそうです。

クリリンが名脇役なのは言うまでもない。

主人公の悟空のライバルであり、

そして、スーパーサイヤ人に彼を引き上げたのは他でもなくクリリンです。

ピッコロ編の最初で、彼は殺されます。

あのシーンをみて、これから先どうなるんだろう。

と言う不安を持った覚えがあります。

さて、今回はクリリンを語るのではなく、

別の名脇役、

「ダイの大冒険」と言う作品のポップと言うキャラですw

少々昔の作品だからかもしれないのですが、

最高の名脇役の10位以内にポップがランキングされていませんでした。

やはり時代の違いなのでしょうかw

簡単な解説:

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大魔道士のポップ君は、
漫画(アニメ)ダイの大冒険と言う作品で出てきた、
魔法使いの男の子です。

世代が合うならわかってくれるはず。

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最初に出てきたとき、超ヘタレでした。

最初に戦った強敵(クロコダインと言う敵)との対決の時、
彼は、正義の味方側なのに、
味方を捨てて逃げました。

そこで会った魔法使いのじいさんから学びました。

「仲間を見捨てるような者でもつとまるのかね、
かの有名なアバンの使徒というのは…。」

彼は、この老魔法使いの言葉で、

逃げずに戦う勇気を手に入れます。

なけなしの勇気で取って返し、

クロコダインに挑み、
傷つきながらも友を救い、
事なきをえました。

それから先も、
最高の師匠に弟子入りし、自分の甘さを叩きなおされます。

そして、自分の持つ恐れ、嫉妬、欲望のワナ、迷い、戦略的撤退、劣等感など、
様々な「痛み」や「恥」を経験しながら成長してきます。

詳細は長くなるので省きますが、

アバンの証が光らないというシーンあたりも、
彼が感じた不安や劣等感をうまく描いています。

そして最終決戦では、

主人公ダイの最高の相方として活躍するようになり、
敵からも、「一番の切れ者」として評価されるようになります。

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話は戻りまして、

漫画、アニメ、小説、ドラマもそうですが、

最初から、最強無敵であることは、

ある意味水戸黄門のように、

「正義は勝つ」を示せる反面、
超人なので、人間的身近さを感じません。

神様と神様の作る物語は理想なのかもしれませんが、
人間味がないから深さを感じないのかもしれません。

逆に、人間の弱い部分を見せられると、
その人間味から愛着がわくのかもしれません。

また、長編作品を書く際に、

キャラの成長がわかると、

長い間見続けてきたと言う、
カタルシスに浸ることができるのかもしれませんね。

漫画、Bバージンの住田秋も、
最終巻のシーンで、成長を感じさせてくれる名言がありました。

(Bバージン:

好きな女の子の為にモテ男キャラになるけど、

それにより、逆に好かれなくなってしまった少年の物語。

最終的には本質的にすばらしい人間になって、彼女と結ばれます。)

彼は、

「弱いイルカは負けるし傷つくし苦しむけど、
それを乗り越えたイルカは初めから強かったイルカより.、
強いイルカになれるんだ。」

と言っていました。

あのセリフは最終巻まで読んできたから、
重みがあるんだと思います。

また、彼らは最初から天才で全てが叶っている人物だったら、

ここまで感動を与えることはできなかったかもしれません。

IQが300でなくてもいいではないか。

160km/hの剛速球が投げられなくてもいいではないか。

神様の血を引いてなくてもいいではないか。

「欠点」と「成長」は、
人間にとっての重要キーワードなのかもしれません。

自分も、ポップ君のように生きたいですね。

日々精進です(^―^)

なんか、調べて、書いてみたら、
ものすごくダイの大冒険が読みたくなってきました。

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