Amazonの怪しいレビューを除外するアプリ・サイト

リュウです。

今日は娘の運動会なのでこれから半日出かけます、小雨が気になりますね。

自分が、レジャーシートを引いてわが子の運動会の活躍を願う時代が来るとは10年前には想像できませんでした。

さて、本題。
Amazonのレビューを参考に本を買うことが多いのですが、最近はそれを逆手に取った業者(売上)や著者(印税・人気取り)が増えています。

そんな中、最近はそういう怪しいレビューにアラートを出してくれるアプリ・サイトがあるようなので、効果を検討してみました。

 


※広告なので多少の誇張やヤラセは目を瞑っても、

 やりすぎはいけません!

●もくじ
1 Amazonの「怪しい」レビューに騙されるな!
2 使えるサイトとアプリ
3 まとめ

 

1 Amazonの「怪しい」レビューに騙されるな!

Amazonで本などを買うときにレビューを参考にする方も多いと思います。
私もそのひとりなのですが、Amazonレビューを逆手に取って怪しい(不正・不当といっていいかは不明なものもあるのであくまで怪しいとしましょう。)レビューで評価を高くし、利益を誘導すると思しきものがあります。

日本人は、みんなが良いといっているものをついつい信用してしまうため、このような罠にかかりやすいです。

かつては、そういうサクラレビューはわかりやすかった(ある本のレビュー以外レビューをしていない、怪しい日本語など)のですが、最近どんどん巧妙になっています。

海外では、日本のAmazonで商品を輸出販売するためのノウハウも出回っているらしく、商品レビューも、販売者レビューも一見本当に使った人かのごときレビューも増えています。
そして、買ってみて出来の酷さや得るもののない本をつかまされてしまい、イヤな思いをした方も少なくないと思います。

自分は、数年前に、Amazonに「1レビューしかしてないレビュー者(つまり☆5をつけるために造られたアカウントと思しきアカウント)を表示しないようにして欲しい」と依頼したことがあります。
確か、「意見を参考にします」という返信があったまま、数年間放置されています。

ところがAmazonレビューは逆方向に進みます。

「100人中20人が参考になったと評価」と表示されていたものを、

「20人が参考になったと評価」と変更し、参考にならなかったという意見を採用しなくなりました。
 

かつては、参考にならないレビューを抜き出せたので、それを監視ツールにしていたのですが骨抜きにされてしまいました。
思うに、Amazonは、レビューの精度などどうでも良く、売れればいいと考えているのかもしれません。

そこで、動いたのがユーザー側です。
いくつか、サクラと思しき怪しいレビューを抽出(評価対象外)するツールが出てきました。

2 使えるサイトとアプリ
かつては英語対応のサクラ判定サイトくらいしかなかったのですが、最近は日本語対応のものや和製の判定サイト・アプリも出ています。

① レビュー探偵~Amazonレビューの信用度を判定
https://play.google.com/store/apps/details?id=me.gororin.Azrv&hl=ja

 

こちらはアプリの判定機です。

製作者がいうには、サクラをいちいち読み解く時間が許せず作ったとのこと。

サクラのレビューがふえてくると、いちいち読まなければならず、時間の無駄使いにもなるんですよね。

アプリにアドレスを入れて30秒ほど待つと評価が返る仕様。
Amazon上の評価と、判定機の結果の比較をすることもでき、ログも残せる仕様です。

オススメ本とされている書籍と過去に信憑性が高いと思っていたものを抽出し、性能を判定。

 

想定してませんでしたが、「消費税増税反対の本」が、かなり目立って判定機に反応しています。
 

※レビュー探偵の画面 ある程度レビュー数があった方が精度が良いようです(2019.9)

 

他にも20冊程度計測してみましたが、信憑性40%台位はそこそこ出てきますね。

割と不動産投資ジャンルが低い傾向あり。サクラが多いのかもしれません。
 

ちなみに、この「消費税増税反対」の本のレビューを読んでみると、なんとなく判定機が反応した原因が見えてくると思います。
なお、私はこの本を読んでないため、この本自体の評価は出来ません。

② サクラチェッカー
https://sakura-checker.jp/

こちらは、サイトで調べることが出来ます。

同様にAmazonの商品のアドレスを入れて待ちます。平均1分くらい待ちます。
(サーバが弱いのか、時々止まったり反応が遅かったりします。)

体感的に書籍の評価が甘いように思いましたが、電化製品などを選ぶ時には中々の精度がありそうです。

例えばこの防犯カメラのレビューを査定してみましょう。

会議室経営の関係で、春に防犯カメラを購入しました。
その際に感じたこととして、防犯カメラは海外製品が多いこと、偏ったレビューが多いことが挙げられます。

この防犯カメラをサンプルで挙げてみましょう。
■ANRAN 双方向音声 防犯カメラ 屋内外200万画素 夜間撮影 動体検知 スタンダード型 遠隔操作SDカード IP66防水(32G内蔵) ANRAN■
 

 Amazonレビューでは5点中4.5点の高評価。

入力してみると・・・・?

中々の要注意レベルです。

このサイトは、対策されても問題ない仕様なのか、どういうところで評価をしたか、その詳細を掲載しています。
上記画像の通り、怪しいレビューや注意喚起(レビューにダマされたと感じた人の批判レビュー)なども抽出しています。

リンク先の「注意喚起のレビュー」を見てみると、評価1の人が明らかに選んで失敗したという評価。
実際に★1を見てみると、他にも同様の評価を入れている人が散見されているので、買うのにリスクを感じます。

3 まとめ
結論は単純。
言わずもがな、「Amazonの評価はあてにしすぎてはいけません」

一方で、サクラレビューを抽出するサイトやアプリが出たおかげで、怪しい口コミ(ステマ)を見つけてくれます。
当然ながら完全な精度ではないため、正解も不正解もあります。
(個人的に役に立ったある方の書籍も評価がそこそこ低かったため、鵜呑みにすべきではないといえます。)

重要なのは、レビューを客観的にレビューしてくれる環境が出来たこと。
怪しいものは警戒して購入を検討することで品質の良いものを見つけやすいことです。

手順としては、上述の判定機にかける、「レビューがあまり乖離していないものを選定して買うか判断」する。
又は、「レビューが乖離しているなら警戒し、じっくり読み込んで買うか判断」すること。

ネットが流行する前からいえることですが、

格付けや口コミなど、主観を入れることが可能な評価は、悪用されると悪いものを良いと評価とすることとなります。
まさに、「発言力により悪貨が良貨を駆逐する環境」です。

そのため、主観をはじく、又は評価者を評価するような機能をAIで持たせられたら、口コミがよりよい情報となると思います。

※免責事項※
本記事は、あくまでレビュー機能を利用しただけで、特定の商品の批判をするためのものではありません。
実際に判定機を使って、色々検証してみると良いと思います。

(実際にサクラ評価のアイテムを買ってみるのもアリかも知れません。)

数年後には、これに対応した巧妙なレビューが出てくる時代も来るのかもしれませんね。
レビューもAI(作成)対AI(評価)の時代がくるかもしれませんね。

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