リュウです。
今日は第66回。
教訓の言葉どおり、「お気に入りの企業に投資を行うこと」です。
No.66
お気に入りの会社に財産を投じてみてはどうだろうか。
「いいことが続きすぎてうんざりするのって、
多分素敵なんじゃないかな」
と女優のメイ・ウェストも言っている。
この章の標題にもあるように、
バフェットは集中投資を行う。
彼の保有している企業の中で、
最も有名な銘柄の1つに「コカ・コーラ」があります。
コカ・コーラへの投資が、
彼の投資が成功か失敗かを示す良い例と言えるでしょう。
良く、経済評論家やテレビででてくるプロフェッショナルの方々が、
「分散投資は重要」と口をすっぱくして言うことがあります。
しかし、バフェットは分散投資について、
以下のように言っています。
「分散投資は、知識不足に対するリスクヘッジである」
しっかりと投資先の企業の事業内容を知り、
それが採算を取ることができるかどうかを理解したうえで投資を行うのが望ましい。
そのため、今回の教訓にもあるように、
「お気に入りの企業」をに投資するというのはよいことです。
お気に入りの企業とは、
「現在投資している企業」であり、
「自分が詳しく知っている企業」であり、
「(良く調べたうえで)良い企業だと理解している企業」です。
あなたも、自分のお気に入りの企業を見つけ、
そこに集中投資を行うことで、成功をすることができるでしょう。
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リュウです。
今日は第67回。
「投資アドバイザーに分散投資を勧められた時考えるべきこと」です。
No.67
広範な分散投資が必要となるのは、
投資家が投資に疎い場合のみである。
投資アドバイザーが分散投資を勧めてくるのは、
彼ら自身が、アドバイスに自信を持っておらず、
それでもあなたを失敗させないようにするための、
最善の方法をとっているからです。
前のコラムでも書きましたが、
「分散投資は、無知へのリスクヘッジである」
とバフェットは主張しています。
ヘタな分散投資をするくらいならば、
「インデックスファンド(日本なら日経平均に連動したファンドなど)」を使うとよい。
とバフェットは言います。
これは、ある意味バフェットが自分の仕事に自信を持っていることと、
無知な人はヘタな分散投資をするより、
インデックスに投資をしたほうが高率が良い。
という、挑発的な要素も含んでいるのだと思います。
あなたも良い銘柄を見つけ出し、
集中投資をして、
他の銘柄が伸び悩む時に、正当な評価で利益を出せるようになれるよう、祈っております。
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リュウです。
今日は第68回。
「大成功するために必要な成功の数はいくつなのか?」です。
No.68
一生のうちに必要となるのは、
ほんの数度の正しい行為である。
山ほどの間違った行為を連発しない限りにおいては。
バフェットは言います。
人生で成功するためにはいくつかの事柄を正しく行うだけでよい。と。
彼はそれを実践しており、
彼が築いた財産のほとんどは、
20銘柄くらいの企業の株式などにより構成されている。
彼はまた、「100%正しい判断をし続けるのは難しい」と言っている。
だから、確実に勝てる戦いに全力で資産を投入し、
大きな罪を得たのです。
また、バフェットは失敗する時も、
「リスクを理解したうえで」投資を行っているようです。
そのため、失敗した時にかかるダメージをよく理解しています。
そのため、(数が少なければ)失敗しても良いと思います。
ただ、ほぼ確実に勝てるときに勝負をすることが大成功の秘訣のようです。
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リュウです。
ここから第8章、「規律正しさ、思慮深さ、忍耐強さの章」です。
バフェットは、良い銘柄を見つけるのに手間を惜しまず、
良い企業を見つけて購入した後に株価が下がっても、
忍耐強く保有をし続けました。
この章では、規律正しさや、思慮深さについて書いてあります。
この章にでてくる「規律正しさ」とは、
「(投資戦略などに)一貫性をもった行動」をさすようです。
第69回目は、「普段からの行いが大切」と言うことについてです。
No.69
小事に規律正しく臨めない者は、
往々にして、大事にも規律正しく臨めない。
少額投資を行う際、
わたしたちは、例外的な投資手段を使ってしまうことが多い。
しかし、普段からそういった例外を生み出さないように、
自己を規律正しくコントロールできないと、
大きい額の投資を行う際にも、同じ行動を起こしてしまうものです。
バフェットは、普段から分の悪い勝負はしないようです。
彼のゴルフ場での勝負は、
公言しているように、分が悪い戦いになる。
そのため、賭けゴルフはわずかなお金でも行わなかった。
普段の行いからしっかりと行えてるからこそ、
いざ、大きな額の投資の時に生きてくるのです。
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リュウです。
今日は第70回。
「考えを文字にして整理すること」です。
No.70
頭を回転させて考えを整理したい時、
文字にしてみることほど効果的な方法はない
バフェットは毎年、株主にあてて長い手紙を書きます。
これは、前年度の出来事について、
株主に対して事業を説明することで自分の頭の中身を整理するのを目的としている。
こうすることで、
どのように数十億ドルの収益を上げるかという方法論を微修正する際、
絶大な効果を発揮するのだそうだ。
投資先について、
自分はなぜこの企業に投資をするのか、
どういう部分でよい企業なのかなどを、文字にしてまとめてみましょう。
あらためて頭を整理してみることで、
魅力的な投資案件かどうかを確認することができるでしょう。
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