【本】うさぎドロップ

おはようございます。

リュウです。

今日もマンガを紹介です。

ジャンルとしてはどこに分類してよいのかわからないのですが、

「子育て」漫画とでも言ったところでしょう。

母性のみならず、

「母性を持つ父性」を描いた漫画ともいえます。

うさぎドロップ (1)  宇仁田ゆみ

—あらすじ————-

祖父の訃報で訪れた祖父の家で、

30歳の独身男、ダイキチは一人の少女と出会う。

その少女、りんは祖父の隠し子であった。

望まれぬ子であったりんを施設に入れようと言う親族の意見に反発したダイキチは、

りんを自分が引き取り育てると言った。

こうして、不器用な男としっかり者の少女との共同生活が始まる。

Wikipedia

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他にも子育て漫画というものがあるのですが、

設定だけを見ると、甘々な物語ではありません。

主人公の女の子、鹿賀りんは、

もう一人の主人公河地大吉(ダイキチ)の祖父の隠し子で、

法的には叔母にあたります。

祖父は一人暮らしで身寄りはなく、

彼女は施設に預けられようとしていたところを、

ダイキチが引き取るところからスタートするのです。

しかし、そんな重い話なのにも関わらず、

本の雰囲気から出てくる癒しを常に感じる漫画です。

相当重い話になっているのですが、

それを知っているはずなのに、

感じさせないような作風が好きな作品です。

4巻までは、女の子の「りん」が、

5巻からは、高校生になった「りん」が描かれています。

主人公の一人河地大吉が、

子育てのために仕事を制限し、片親として育てていきます。

もう一つの母子家庭コウキとその母親との関係、

そして、実の母親を知りたくなる、高校生のりん、

そんなりんと幼馴染のコウキの関係・・・。

久々に読んでみましたが、

子どもが欲しくなる作品です。

だんだんと想像していたハッピーエンドとは違う方向に進んでいきますが、

今後はどうなっていくのか、

非常に楽しみな作品です。

この本は現時点で7巻まで出ています。

個人的には、

【30代以上の独身男性に】読むと影響を受ける本になるのではないかと思います。

子どもがいる家庭の温かみと、

雰囲気を感じさせてくれる物語です。

オススメします。

うさぎドロップ (1)  宇仁田ゆみ

リュウ

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【今まで紹介してきた本のリスト】

(平成22年5月25日現在 277冊

 あなたの読書の役に立てるとうれしいです。


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