おはようございます。
リュウです。
最高の投資家ウォーレンバフェット氏の自伝、
スノーボールの下巻を紹介したと思います。
スノーボール (下) ウォーレン・バフェット伝 アリス・シュローダー
5年近くかけて、
日本語訳2冊1000ページ以上の著書となった作品です。
この本を読むまでは、
バフェット氏は聖人のように思っていました。
しかし、
思った以上に、人間味にあふれる物語でした。
「死」について恐れ、
「愛」について悩み、
「感情的」な行動に後悔したバフェット氏。
そして、アメリカの証券業界がひっくり返るような大事件につて、
責任をもって行動をしたバフェット氏。
その壮大な自伝がこの本にまとめられています。
恐らく、バフェット氏は、
妻、スージーとのエピソードが一番描きたかったのではないかと思います。
彼女との他界のとき、
バフェット氏はスージーを愛していたのだと感じた。
そしてバフェット氏は更なる成長をしました。
この本は、上巻の続きとなり、
スージーとの別居から、
ブラムキン女史、ソロモン社の大事件などが描かれています。
ブラムキン女史はパワフルな方で、
100歳を超えても現役でネブラスカ・ファニチャーマートを切り盛りしていました。
彼女の章を読むだけで元気が出るでしょう。
アメリカンドリームをかなえたバフェット氏のサクセスストーリーというよりは、
彼の悩みや苦しみを乗り越え成長していく物語になっていました。
投資法についてはそこまで書かれている本ではないので、
別のバフェット解説本に譲るとします。
【ウォーレン・バフェットという人物に興味がある方】は、必須の本です。
オススメします。
スノーボール (下) ウォーレン・バフェット伝 アリス・シュローダー
リュウ
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(平成22年8月12日現在 354冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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