おはようございます。
リュウです。
あなたは、丸山茂樹というスポーツ選手を知っていますか。
一流のプロゴルファーです。
彼が一流のプロゴルファーになった背景に、
とても素敵な父親の存在がありました。
今日は、彼の父親、丸山護氏が出した本を紹介したいと思います。
丸山さんの子どもへの教育のすごいところは、
深い分析力と、子どもへの情熱であり、
そして相手に強要をしないところにあります。
道を作り、迷ったら導く。
これは現代のコーチングにつながるものがあります。
丸山護氏は、それを熟知してか知らずにか、
実践できている部分があります。
子どもたちにゴルフを教えたり、プレーさせたりする団体でコースを回っていたとき、
3人娘がいる親とパーティを組んだときのこと。
丸山さんは、末っ子が一番うまく見えたそうです。
ところが、その子にはまったくまだ何も教えていなかった。
「何も教えてないから上手いんだよ。」
と丸山さんは言ったそうです。
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一から十まで教えることで、、娘たちのゴルフがパーフェクトになるとは限らない。
むしろ、その逆の結果になってしまうことが多い。
教わることが当たり前になってしまうと、自分から学ぼうとしなくなってしまうからだ。(P100)
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最近、コーチングを学びだしてこの言葉の意味がようやくわかりました。
また、本の随所にあったエピソードがあります。
丸山さんは息子に、
「お前の好きなようにやれ」
と、自主性を強く推しているシーンです。
ただ、反抗期のときにこんなエピソードがあります。
「親が何を言っても頭に来るというのならバンバンやれ。」
といった。ただし、
「ブレーキが利かないのはただのアホだ。
そこのところは自分でわきまえろ。」
と、付け加えた。(P103)
自主性を重んじつつ、
間違った方向に行かないように、見守ってやるわけです。
子どもが仮に間違えていても、一人の人間として扱うことも大切にしていました。
例えば、たくさんの人の前で叱ったりしない。
1対1のときに、こうすべきだと方向性を諭していました。
そんな丸山さんの教育方法は、
親が子どもを育てる上でとても役に立つ本になると思います。
今日の本は、
「子どもに無限大の可能性を感じる親全員」
と、
「コーチングの勉強をしている人」
に読んでもらいたい本です。
オススメです。
リュウ
追伸:
この本と丸山護氏の話は、
ある英語の先生から教わったのですが、
とても、知識と教養のあるかたのようです。
この人にも一度あってみたいと思った方です。
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よかったら、あなたの読んだ本でオススメの本があったら教えてください。
までお願いします。
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