【本】シノギのプロが教えるビジネスの極意

おはようございます。
リュウです。

今日は、お金を稼ぐ方法の中でも、
ウラ稼業に当たる職業の方が書いたビジネスの考え方の本を紹介したいと思います。

シノギのプロが教えるビジネスの極意 沢田高士

【シノギ】とは、
・法律では「職」とみなされないビジネス
・不安定・不確実なビジネス

というものを指します。(P2)

顔に傷がある、怖い人の職業というイメージです。

実際結構イリーガルなエピソードも含まれています。

(※注 本に書かれているエッセンス自体は、不法ではありませんので悪しからず。)

著者の沢田氏は、

この厳しい現代社会で強く、賢く生きる方法について、
ウラ稼業の世界を語りつつエッセンスを提供しています。

この本は7章からなります。

・儲ける発想
・ルールの立て方
・人脈形成
・コスト感覚
・営業方法
・クレーム対応
・マインド

について、語られています。

特に、面白いと思ったことは、

「ある風俗店の一風変わった面接」
「捨てて儲けろ」

という2つのテーマです。

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●「ある風俗店の一風変わった面接」

ある風俗店の面接で、
面接官が面接に来た人にお茶を2杯入れさせるのだそうだ。

「コーヒーを2杯入れてきてくれないだろうか。
うちも人員不足なものでね。」

そして、給湯室に行き、コーヒーを淹れるわけです。
そのとき給湯室を面接官が見ています。

では、何を見るのか。

【やかんに入れる水の量】を見るのです。

2杯のコーヒーを淹れるのに1リットルの水は要らない。
ガスも無駄になり、水も無駄になります。

そして、コーヒーを淹れてもってきたら面接終了。

採用か否かが決まるわけです。

コーヒーカップで2杯水を入れてコーヒーを持っていった人は、
池袋店で店長になったそうだ。(P133:概要を抜粋)

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●「捨てて儲ける」

型に入れて、ゴムの製品を作る工場がある。

ここで、普通の人は1日に120個の製品が作れる。
しかし、ある男が一日に100個しか作れなかった。

とてもまじめな男で、怠業をしているわけではないのだが、
生産効率が悪い。

調べてみると、
【原材料を捨てることなく、使い切るのに時間をかけていた。】のが原意だった。

原材料の無駄を省くことは、悪いことではない。
しかし、それに時間をかけてしまうと今度は人件費がかかってしまう。

ベストな行動としては、
「多少無駄が出てしまうが、原材料を捨ててどんどんつくる」ことだった。

経営者は、全体を見てコスト感覚を持たないといけない。(P152内容抜粋)

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この2つのテーマは、
矛盾しているようで非常に大切なことです。

この本に書いてあることは、
無駄がなく、小さなことや、意外なことをビジネスにしています。

ほかにも「なるほど」と思うことが、
たくさん見つけられると思います。

「ビジネス本をよく読む方で、別の角度からビジネスを理解したい人。」

「ウラ稼業(シノギ)の世界を少し知ってみたいと思った人」

に、特にオススメです。
とても参考になりました。

シノギのプロが教えるビジネスの極意 沢田高士

リュウ

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よかったら、あなたの読んだ本でオススメの本があったら教えてください。

RyuSaitou1@gmail.com

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