おはようございます。
リュウです。
あなたはファーストリテイリングという会社をご存知でしょうか。
社名ではわからないかもしれませんが、
「ユニクロ」という名前は、日本人なら殆どの方が知っているかと思います。
2年連続日本一の大富豪であり、
ファーストリテイリングの社長である柳井正氏の経営哲学の本を紹介したいと思います。
柳井氏は、父親から紳士服の会社を継ぎ、
フリース等で大成功を遂げ、
日本でも有数のカジュアルウェアの最大手企業に成長させました。
しかし、彼が成功するまでには、
様々な陰の部分があります。
この本では、そんな彼の成功哲学が語られています。
私としては、ただの後出しじゃんけんの成功談とは異なり、
心惹かれるものがあります。
タイトルにもあるように、
全てが勝利で作られた物語ではありません。
彼は、「成功」と共に「失敗」重んじている様子が伺えます。
私が印象に残った言葉は、以下のものです。
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スピードがない限り、商売をやって成功することはない。
だから、失敗するのであれば、できるだけ早く失敗した方がよいと思う。
早く気づいて、失敗したということのひとつひとつを自分自身で実感する、
ということが大事。
(中略)
なるべく短い助走期間でスタートさせる。
スタートさせて、そこで何かのポイントで失敗する。
そこを次のステップで修正する。
良い失敗であれば、必ず次のステップに繋がる。
良い失敗というのは、その失敗の原因がわかっていて、
この次はそういう失敗をしないように手を打てば成功に繋がるというもの。
「失敗の質」が大事だ。
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会社をつぶさないこと、
成功の陰には失敗があること、
だからといってスピードを失ってしまっては成功できない。
柳井氏の哲学には学ぶものがとても多かった。
一度、柳井氏に会って教えを請いたいと思いました。
【起業している方は一読してみる価値がある】本だと思います。
賛否はあるかと思いますが、
学ぶことはとても多い本です。
起業を目指す人、もしくは個人起業家にとって、
460円で読める本では、最高峰の本です。
オススメします。
リュウ
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(平成22年4月30日現在 253冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
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