【本】日経市場占有率2010年版

おはようございます。

リュウです。

今日は、投資に向いているちょっとしたデータ集を紹介したいと思います。

日経市場占有率2010年版 日本経済新聞出版社

この本は、日経で調査されたデータ集です。

市場のシェアを知ることで、今後の各分野の動向を考察しています。

国内での11分野(その他を含めると12分野)における2008年のシェアの大きさと傾向を解説、

そして、2004~2007の4年分のシェアのランキングが載っています。

また、重要な産業の世界シェアや今年全体の傾向を振り返った内容を紹介しています。

バフェットの長期的な投資法では、

以下の点を重要視しています。

・同じ商品を改良を重ね売り続けている

・独占的な市場を持つ

・物価相場に左右されない

・健全な経営をしている(損益計算書・貸借対照表が無理をしていたり、ウソをついていないか)

を重要視しています。

これは、市場での

今回紹介した本は特に2番目の、独占的市場を持つ会社を見出すことができます。

ブログの内容と異なってしまうのですが、

個人的に注目の銘柄は、

・ジェネリック薬品(後発医薬品)「沢井製薬」

・臨床検査受託「エスアールエル」

に注目しています。

2010年問題という医薬品の特許切れ多発年度、

特に、2011年に武田薬品工業の糖尿病治療薬「アクトス」の特許が切れることで、

製薬分野でのシェアが変わる可能性があります。

現在の日本の主力である、武田薬品やアステラス製薬以外に、

ジェネリック薬品に力を入れている「沢井製薬」などが活躍するかもしれません。

また、後者の臨床検査受託については、

不況でも医療・薬品の需要は下げることができず、

物価が下がっても強い分野のため、力強い成長が期待できる分野です。

エスアールエル社はその中でも高いシェアを持っているため期待が高い会社といえます。

本題に戻りまして、

この本でもっと望むことは、

過去のシェアのパーセンテージを載せてほしいことと、

もっとニッチなジャンルのシェアを載せて欲しいことですね。

こういうシェアを紹介した本を読む客層はは、

ある程度以上成長してきた産業も重要ですが、

これからどこが成長するかを知りたいはずです。

来年に改良されていることを期待して、

このことを意見として送ってみたいと思います。

日経市場占有率2010年版 日本経済新聞出版社

リュウ

———————————————

【今まで紹介してきた本のリスト】

(平成22年1月2日現在 137冊)

 あなたの読書の役に立てるとうれしいです。


—————————————

—–

コメント

タイトルとURLをコピーしました