【本】自分の評価を上げるポイント

おはようございます。

リュウです。

今日紹介する本は、

会社で働いている人向けの本です。

自分の評価を上げるポイント 田中秀明

会社で評価をもらうには、

必ずしも仕事そのものではなく、

印象に左右されるものもあります。

この本では、

「印象をよくする」ための方法について解説されています。

4章のボーナスの話や、在籍年数と給与の関係は、

本タイトルと趣旨がずれてきますが、

3章までの内容が、会社で印象を良くする上でとても役立つと思います。

職場での人員の評価の仕方は4種類に分類されるようです。

A実績第一の会社(能力主義)

Bビジネススキルを重視する会社

Cヒューマンスキル・印象を重視する会社

D横並び平等主義の会社

Aは、企業は完全に利益重視という視点を基に考え、

例えば、完全歩合制のように、実績を残せれば何をしても言いという考えの会社である。

Bは、ビジネススキルを評価対象として、

Aの能力主義に加えたものです。

Cは、実績以外の評価部分を抽象的にぼかしておいて、

「業績」と「取り組み姿勢」の2つのポイントを加えたものを評価指標としている。

「勉強なんかしたって、現場では役立たないんだ。」が口ぐせの人がいるのがこの職場。

Dは、横並び平等の会社で、労働組合が強い会社がここに分類される。

能力というよりは年功序列に近い。

能力や実績に左右されにくいため、モチベーションを上げにくい職場。

これらの分類により、上司や先輩・同僚への行動の方法を変え、

どのように良く評価されるかを分析しています。

また、

P34の「職員の評価項目は32種類しかない。」

として、32の評価項目リストが載っています。

基本的なものが並びますが、

評価定義を分析している表が載っています。

評価だけが全てではないのですが、

例えば、能力があり、実績を残しているのに、

悪印象をもたれて会社にいるのはもったいないことです。

それを改善するための本として役立つのではないかと思います。

人間心理をたくみにつき、よくやっていると錯覚させて、

他人を蹴落とすかというような、マキアベリズム的な本を想像していたので、

思ったよりスタンダードにまとまったよい本です。

【会社員の方で評価で損をしてるなと思う方】は読む価値があるのではないかと思います。

自分の評価を上げるポイント 田中秀明

リュウ

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【今まで紹介してきた 本のリスト】

(平成22年4月3日現在 227冊)

 あなたの読書の役に立てるとうれしいです。

 

(※リスト更新が少々遅れております、徐々に加えていきます。)


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