おはようございます。
リュウです。
あなたは、ジョー・ジラードと言う方を知っているでしょうか。
ギネスにも載った「世界一のセールスマン」と呼ばれる方です。
彼は1年間で1000台以上、以後数年間売り上げ、
そして15年間で13000台以上の車を売り上げました。
1台が200万円だとするとなんと260億円のお金が動いています。
そんな彼の手法について書かれた本です。
昔一度読んでそのままだったのですが、
セールスの勉強もしようと思っていた矢先、
読むべき価値があるこの本を、本棚から取り出しました。
彼は、シチリア生まれのイタリア人です。
「イタ公」呼ばわりされることがとても気に入らない人間でした。
子どものころは靴磨きなどでお金を稼ぎ、家に入れていました。
犯罪行為などにも手を染めてしまったこともあり、
とても苦労した少年時代をすごします。
そんな彼は35歳から、
車輌販売のトップセールスマンに駆け上がっていきます。
電話帳から破り取った2ページを利用して見込み客をつくり、
身内から、身内の身内に見込み客をつくり、
彼らと酒を飲む(ジラードは飲んでるフリですが)など、深いコミュニケーションをとり、
巧みなクロージングを行い、
お客様が買ったあとの公開をさせないサポートをする・・・。
彼の行動を余すところなく書いた本です。
彼の本の中で「250の法則」と言うものがあります。
ジラード250の法則は、車の売買に限らずセールス全般、人間関係に当てはまることです。
人は、それぞれ近からず、遠からず、250人くらい知り合いがいるそうです。
もし、見込み客のうちの1人が、
あなたの売り方を「公平で良いものだ」と判断したとき、
その噂はあっという間に250人に広まります。
これは、当然悪評にも影響を及ぼします。
怒りや思い上がった方法で相手にモノを売りつけたとき、
目先に利益が出ても、そこから先に残るものはわずかでしょう。
このジラード250の法則は、常に心がけていく必要があります。
あなたが見下したり、
軽んじたりした相手の友人や親族こそが、
あなたの最良の見込み客になる可能性があるのですから・・・。
この本は、先日のFベドガーの本と同様、
セールスをする方は間違いなく読む価値が高いです。
【物が売れなくて困っている方は読むべき】本です。
オススメです。
リュウ
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(11月20日現在 94冊)
あなたの読書の参考になるとうれしいです。
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