おはようございます。
リュウです。
最近、投資関連の記事ばかりなので、
本の紹介とはテーマを分けて書きたいと思います。
去年の11月ごろ、ウォーレン・バフェット氏を知ってから、
ずっとそのことが気になって仕方がないのです。
ブログの趣旨と大分ずれてきてしまい、
また、本の紹介も400回分(370冊くらい)書いたので、
キリはいいかなと思っています。
主にバフェットのことから、
投資関連の研究や情報等は別途こちらに書いて行こうと思います。
なお、本の紹介も折を見て、追加して行きたいと思います。
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さて、本題。
今日紹介する本は、
「バフェット・コード 荒井拓也」
と言う本です。
日本で、
バフェット流投資の解説のみならず、
個人的な考察を入れている本です。
今日から数回、この本について書かれたことを元に、
自分なりに投資法を考えていきたいと思います。
本の流れとしては大きく2部あり、
1部で1977年から2007年までのバフェットの投資について、
どの銘柄を買い、どういう心境だったのかを考察。
2部では、
彼がどういう手法を使っているのかを書いています。
1977年時点で、
バフェットは、ある程度資産を築いているので、
個人的にはバフェットアソシエイツを築いた1950年代の情報があるともっと良かったです。
ただ、
バリュー投資家から、グッドビジネスに投資するようになって来た変化などが見られ、
彼がすばらしい投資家から、最強の投資家になっていく過程が垣間見られます。
とてもよい本です。
では、本文について考えていきます。
●1977年以前
バフェットは1973~1974年にかけて、
アメリカの有名な新聞社、ワシントン・ポスト社を購入します。
P28の図で見ると本当に大底で購入していますが、
実際は、購入後、ある程度下がったこともあるようです。
そう考えると、バフェットが自信を持って
「ワシントン・ポスト社には、4億ドルの価値はある。」
という言葉を出せるのはすごいことです。
○生涯変わらない「4つの投資基準」
バフェットは、具体的な投資先の基準を以下の4つであらわしています。
そして、今も概ね変わっていないところです。
1 自分が理解できる企業
2 良好な長期見通しを持つ企業
3 正直で有能な人々によって経営されている企業
4 すこぶる魅力的な価格で売りに出されている企業
彼の企業価値(本源的価値)の算定方法がとても気になります。
簿価は、ある程度貸借対照表を見ればわかるのですが、
それ以外に含まれている「無形固定資産の価値の評価方法」が彼はとても良い。
そして、失敗しにくい投資をしています。
バフェット氏を評価する人によっては、以下のようなことを言います。
「バフェット氏は、数件の投資を除くと、「良い投資家」で終わる。
しかし、残りの数件の投資で偉大な投資家となった。」
たくさん読んだ中の1つなので、
どこで聞きかじったか忘れました(すみません)。
数件の投資の1件が、
このワシントン・ポストへの投資です。
バフェット自身が、少年時代に新聞配達などをしていたこと、
経営者のキャサリン・グラハムの能力と人柄
メディア企業としての価値とシェアの高さ。
それが、企業を購入する日の株価から大きく乖離していたことなどから、
彼は企業を購入することになります。
彼が6ドルで買ったワシントン・ポスト社は、
後に500ドルを越え、最も高かった時で999ドル50セントをつけることになります。
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