バフェット・コード 8

おはようございます。

リュウです。

あなたは、

「新しく、魅力的な企業を見つけたとき」と、

「今まで投資してた企業が割安になって現れたとき」、

どちらに投資をするでしょうか。

バフェットは後者を選びます。

1994年、95年のはじめに、

アメリカン・エキスプレスの株式を買い増しました。

バフェット・コードで解説されている、

バフェットが思っただろう部分を書くと、

・93~94年にかけて子会社の整理を行った

・そのため、PERが高めになった

・大きく買うとレポートに載せないといけないので、95年初めにに大きく買った

部門の整理を行い、

旅行小切手やカード部門に特化した会社になるようスリム化したようです。

会社の見通しがついたところで買い増しをしたのだと訳者は予想しています。(P81)

子会社が多いと、一見安定しているように見えますが、

投資家にとってわかりにくい環境になります。

この買い増しについては、

あまり触れていない本が多いようなのですが、

魅力的な企業を持ち続けるバフェットにとって、

キャッシュが増えた状態で、部分的に所有する企業がさらに安くなった場合、

買い増しを考えるのは妥当だと思います。

もっとも、

アメリカン・エキスプレスより、さらに魅力的な企業を見つけたときは、

そちらに投資をするのでしょう。

アメリカン・エキスプレスより、

さらに優れた会社を見つけ出すのは大変かと思いますが。

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