リュウです。
今日は、後輩の子からメッセがあり、東亜の公聴会のようです。
同期が出席していたら飲み会だったのですが、9月に持ち越しになりました。
私が知る限り代々木でやるイメージでしたが、今年は幕張が会場らしいです。
この戦いを乗り切れば下関で美味しいふぐが食べられます。
後輩の子も、無事通過できるといいですね。
さて、本題。
昨日、試したいことがあり、尊敬する最強の投資家であるバフェット氏が会長を勤める、バークシャーハサウェイ社のB株(安いが議決権が少ない株)を買おうと思っていました。
ところがアクシデントが発生。
システム画面から購入することが出来ない。
表示を見る限り、「購入する権限が無い」という表示をしているようです。
自分が保有する米国株は、現地証券口座で購入したものなので日本語対応しておらず、英語で伝えなければいけません。
ところが自分はTOEICを12年前に470(当時の大学平均)を取ったレベルなので、ビジネス英語なんてよくわかりません。
そこで、今日は「あんまり英語がわからなくても力技で英文を作成する方法」をテーマにしたいと思います。
●もくじ(手順)
1 概要
2 手順
(1)まずは伝えたい日本語を作る
(2)日本語を英訳する
(3)英訳をさらに再度日本語に訳す
(4)(3)でおかしな部分を直す
(5)必要に応じ(2)~(4)を再度行う
3 実際にやってみた結果
1 概要
やり方は単純です。
翻訳サイト(ソフト)を使います。
ここまでは予想できるところですが、その英文を「さらに和訳して、日本文として通じるものかをチェック」します。
これを何回かするだけで、日本語と英語の訳しにくいところが修正されてクセのない文章が完成します。
2 手順
(1)まずは伝えたい日本文を起こす
ネイティブでそのまま英語表現できるような方は除き、まずは、伝えることを「日本語で表現」しなければなりません。
10年位前に英会話を教えてもらった先生からもらった金言として、
「日本人は、英語がしゃべれないのではなくて、日本語で何を伝えたいかわかっていないから表現できない」とのこと。
そこでまず、相手に伝えたい内容を日本文で起こします。
これは、ビジネスメールを作成したいと思っている日本人なら誰でも出来ると思います。
(2)日本語を英訳する
次に英訳サイトで英訳します。
ここまでは予想出来るところかと思います。
実際に作成したものがこれです。
①まず、英訳(初稿)です。
しかしながら、このまま文章を送付すると、英訳がうまくいっていないところも多く、相手に伝わりにくい文章になります。
日本語と英語の文法の違い、そして表現の違いが原因と思われます。
そこで(3)以降の作業をして、修正していきましょう。
(3)英訳をさらに再度日本語に訳す
今回のポイントは、(3)のこの作業に尽きます。
英訳をさらに日本語に訳すと、英訳で変な訳し方されている部分を日本語に復元できます。
実際にやったのがこれです。
②英訳した文書を再和訳してみます。わかりづらい日本語ですね。
やはり、若干日本語っぽくないですね。
この英文を、証券会社の方が読んだときにも同様の印象をもたれていると思われます。
(4)(3)でおかしな部分を直す
このおかしな部分を修正することで、英語としても日本語としても簡単に翻訳できるわかりやすい(簡単な)言い回しに直ります。
③そこで文書を極力単純なものに直しました。
コツとしては、「文章を短く」、「主語、述語を略さず」、単純な文章を心がけることです。
④修正後の再和訳文書、大分読みやすくなりました。
(5)必要に応じ(2)~(4)を再度行う
必要に応じ、再度英訳→和訳をしてみて、おかしい部分を修正します。
違和感がなくなったら完成です。
3 実際にやってみた結果
実際に英訳した文書で問い合わせをした返信が今朝届きました。
⑤米国のとある証券会社からの回答文書(通じてて良かった・・・・)
どうやら、翻訳ソフトに書けると、W-8BEN(米国民 または外国人居住者でないことの証明書)が期限切れになっていたことが原因のようです。
このように、英訳サイトを利用するだけで十分にビジネス英語として最低限のものは通用してしまったりします。
文章の作成時間は、日本文を含め30分くらいでしょうか。
ほとんど英語のことは考えていません。
(「to whom it May concern」という言い回しが、メールの最初の文言として妥当かどうかを考えたくらいです。)
便利な時代になりました。いや、本当に。
●まとめ
この技を編み出したきっかけはこれです。
2000年頃に流行ったとのことですが、私が知ったのはもう少し後だったかと思います。
元ネタの翻訳サイトのページはどこにあったか既に埋もれてしまいましたが、ネタとしては有名ですね。
このように、昔から、翻訳サイトを通して、英訳文を再和訳すると変な日本語になってしまいます。
一方で、再和訳してほぼ同じ意味になれば、「最低限相手に通じる英語」になるのでは、と思って使い始めた次第です。
実際、ベトナムの口座開設時、米国の口座開設時、そして開設後に、そこそこ役立っています。
では、翻訳サイトで再和訳に耐えうる日本語を作るにはどうしたらいいか。
上述しておりますが、「文章の作りが単純」な方が良いようです。
「短文」かつ「主語・述語をはっきりさせる」ことです。
日本語で主語を略すことも少なくないですが、このような文章は翻訳サイト(ソフト)が悩みます。
「私は○○です。」、「私は○○したい。」というような単純な日本語を作ることで、翻訳サイト(ソフト)の誤訳を減らしましょう。
とはいえ、力技の文章なので、サポートセンターの問い合わせには良いですが、細やかな表現が必要になる手紙には不向きかもしれません。
やはり英語は必要ですね。
個人的にはバフェット先生が健在のうちにバークシャー・ハサウェイの株主総会に出たいもので、割と早く英語力が欲しいと思っています。
娘が6月に2歳になるので、その辺りからなんらかチャレンジしてみようかと思っています。
重要なのは3点
①英訳サイトで最低限のビジネス英語も作れる
②英訳を再和訳することで、クセのない文章を作り相手に伝えることは可能
③変にカッコイイ文章を意識せず、「短文」かつ「主語・述語をはっきりさせる」ことでサイトの誤訳を減らせる
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