おはようございます。
リュウです。
今日は、マーク・ライトバウン氏です。
彼は、新興国投資で財を築いています。
ターゲットとなる国の内側、例えば田舎にいってみて、
その国の生活を知ることで、投資価値が高い企業を見つけ出し投資しています。
彼が良い企業を見つけ出す条件は以下のとおり。
1 企業が生みだすフリーキャッシュフローを決定し、
事業継続に必要な費用を引く。
2 もしくは、営業利益から減価償却費と減債基金償却額を加え、
そこから期待成長率維持に必要な整備投資額と増加運転資金額を差し引く。
3 1ドルの追加投資が1.5ドル、2ドルとなっていく企業か。
4 事業のどのプロセスで付加価値が生まれているか。
ライトバウン氏の理想としては、
成長のための追加資金をほとんど必要としない事業。
を良しとしています。
これは、バフェット流に通じるものがあり、
チョコレート会社シーズキャンディーの買収は、
そのキャッシュフローの大きさと、追加コストの少なさにあります。
ライトバウン氏は、良い国の見つけ方についても述べています。
1 大統領と議会が一致協力している
2 天然資源の多い国は、既存の資源の再配分に目が行き、
富の創造がおろそかになるので整合性の取れた発展というのには問題がある。
3 国民が貯蓄と再投資を行う
4 教育水準が高い
5 政府はビジネスに手を出してはいけない
6 低くて安定した税率
7 労働規制の緩和
8 正しい考えを持ち実行できる国のトップ
計画的な成長とフリーキャッシュフローの賢明な配分を組み合わせながら、
大企業へと育ちつつある企業
もしくは世界的規模まで発展できそうな中規模企業を探すべきとのこと。
また、(新興国投資は)辛抱強さを大切にするように書いています。
ライトバウン氏は、
フリーキャッシュフローを成長に使い、
健全な成長が予想される企業に対し、中期から長期の投資を行うことで財を築いたようです。
—–
コメント