おはようございます。
リュウです。
あなたは、管理職の方でしょうか、
もしくは、先輩職員の方でしょうか。
今回紹介する本は、
「部下との信頼関係」を築き、
「良い上司」としての道を歩むために役立つ本です。
この本では、
上司が部下の能力を測り、
部下の能力を見出し、
部下にどのように教えるか、
そして、どのように自分の部署で活かすか、
自主的に行動させるか、について書かれています。
「コーチング」という言葉が一時期ちやほやされましたが、
部下に対するコーチングスキルを磨くことが出来る本だと思います。
自主的に動こうにも、
会社に入りたての社員、部署を異動してきた社員など、
「何をして言いのかわからない」人がいます。
100分の1歩でも彼らを歩ませてあげることにより、
少しずつ部署で頼れる存在になっていくことでしょう。
個人的に気に入ったのが119ページの一節。
「部下の信頼を失う「後出しジャンケン」」について、
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お客様への提案内容を考えた時、
最新鋭の提案を考えると上司が、
「あのお客さんは、もっと泥臭い提案を求めていると思うよ。」と言い、
別の機会に同じお客様へ泥臭い提案をすると、
「もっと先端の香りがする提案はできないのかね。」と言う上司。
案やアイディアと言うものは、どんなものでも批判できてしまう。
部下に指示を出す時は、あらかじめ方向性を決めておき、
批判をする時は最初に与えた指示を確認することです。
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これは、
やられたことも、やってしまったこともあります。
ほとんど指示を出してもいないのに、
部下の失敗にを見て、
「だから言ったじゃないか。」
と言う事は簡単ですが、部下の立場がありません。
地味ながら、気をつけねばならない教訓に感じました。
一部文章を読み解く限り、
作者の実体験が入っているのか、
気持ちがこもっている文章に感じました。
【部下や後輩を活用し、伸ばす】ために役立つ本です。
オススメします。
リュウ
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(平成22年3月29日現在 222冊)
あなたの読書の役に立てるとうれしいです。
(※リスト更新が少々遅れております、徐々に加えていきます。)
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