税理士試験・修士論文で使った「ポメラ」

国税徴収法の攻略でもわずかに触れたところですが、

税理士試験でも、修士論文でも、今のブログでも役立っている、物書きに役立つ「ポメラ」について書いてみました。

「ポメラ」とは何かというと、キングジム社から出ている、デジタルメモです。

簡単に説明すると、キーボード付きのテキスト作成専用ツールです。
2018年現在、中古で2万円超(かつてはもっと安かったのですが)するものですが、金額に見合う便利さがあります。

500g弱と軽くて持ち運びやすく、起動も早く、バッテリーも長持ちするため、外で論文草稿を執筆して、帰ってきてからWordで編集することで、効率よく修士論文を進めることができます。

税理士試験で理論暗記の回転速度をかなりアップすることができました。

正直、ポメラを使って税理士試験の理論暗記をしているのは自分だけだと思っていましたが、この記事を書いていて検索をしたら、何名かいました。
税理士試験の世界も広いです。

逆いに言えば、自分以外も有効な攻略法として利用していて、理論暗記のアウトプットに向いているということが証明されているといえます。
理論暗記ならば、手書きで書く代わりにガンガン暗記した理論をアウトプットしていく。

修士論文ならば、仕事帰りの喫茶店で草稿を書き上げ、家でWordにより編集する。
ブログも同様に、手が空いたときに外で書いて、家で編集する等々・・・。

少し値が張りますが、長期で使えるアイテムとして利用してみる価値はあると思います。

■我が家のポメラです。既に5年以上愛用しています。■

ポメラとは

ポメラ(pomera)は、キングジムが製造販売するデジタルメモである。製品名は「ポケット・メモ・ライター」の頭字語で、同社が商標登録している。(Wikipediaより)

はじめて何の略語か知ったのですが、要はキーボードつきのテキスト作成専用ツールです。キーボード部分を観音開きに折り畳んで使うタイプと、画面部分とキーボード部分を畳むDM100、DM200があります。

活用法について触れてみようとも思いましたが、実に単純。
持ち運んで、書いて、書いて、書きまくれる!

税理士試験なら、近くの喫茶店で、理論マスター、理論サブノートを見ながら暗記をアウトプットしたり、修士論文なら、参考文献の論文を読みながら、論文を書き進めたり、先生の指摘や指導の部分の訂正をしたりすることが可能です。また、試験や修士論文が終わっても、このようにブログ作成が手軽に外ですることができます。

スマホ(&モバイルキーボード)やノートPCと比べて、機能はテキストのみ(DM100はそれほど便利ではないが、表計算ソフトのような画面もある。)に特化したものとなっています。 携帯性、バッテリーも長持ち、Sositeよけいな機能がないという点でノートPCとは違った活用をすることができます。

 DM100以降の機種(DM200,DM30)だと、国語辞典、英和辞典、和英辞典がついています。縦書きにも対応しており、もの書きの人も愛用している方が多いツールです。

 わたしの場合、あるボランティアの責任者の頃に会議のメモ用に使うために買いました。ボランティアの先輩が使っていたのもポメラ(DM10のころでした)だったため、まねして購入したことを思い出します。会議で書くことが多いので、起動の早さとバッテリーのもちが重要でした。

 長所を再掲、
 ①テキストに特化した機能
 ②軽さ
 ③長時間使用できる

テキストに特化した機能

PCやスマホと比べるとネットワーク機能が無くて一見不便に思われますが、逆に「機能が特化(制限)」されているため、書くことに専念することができることが長所となります。

軽さ

次に「軽さ」です。500g程度の軽さなので、かばんに入っていてもそれほど気になりません。持ち運びには必須の条件です。

長時間使用できる

最後に「長時間使用可能」なのも重要な長所です。

単③乾電池2本30時間くらい使用することができるため、仕事に持って行き、行き帰りで使ったり、旅先に持って行って文章を作成するのに役立ちます。

利便性は、実際に使ってみるとわかると思います。
スキマ時間でアウトプットできる貴重なツールとなっています。

どの機種を選ぶべきか

観音開きのDM5~DM30と、ノートPCのような形のDM100,DM200があります。

DM5、DM10くらいの頃だと、8000字の字数制限があり、結構不便だった覚えがありますが、DM25、DM30クラスになると、その部分はDM100やDM200とそんなに違いはありません。
強いていうと、後述のBluetooth接続などがないことも若干デメリットになります。

とても参考になる比較ページがあったのでリンクしておきます。
各機種の比較についてのページ

個人的には、ノートPC型のDM100がオススメです。
すぐ補給可能な電池、バッテリーのもち、起動の早さ、機能の「少なさ」、軽さなどのバランスがとれた機種です。

PC・スマホとの連携手段

税理士試験に関しては、ひたすら打ち込んでは消し、打ち込んでは消しとやっていたのえので必要なかったのですが、論文作成ではPCに取り込めないとあまり意味がありません。

ポメラで作成した文書を、PCやスマホで利用するために、いくつかの通信デバイスがあります。

 ①USB接続
 ②Bluetooth接続
 ③バーコード読みとり
 ④FlashAirの利用によるもの

①と②は、PCに接続することをメインとして作られたものと思われます。
③と④については、無線LAN付きのメモリーカード(FlashAir)でファイル転送、evernoteとの連携(投稿のみ)をする事できます。バーコード読みとりは、2次元バーコードを読みとって連結するものなのですが、多少面倒に感じます。

自分は、スマホへのデータ送信(やEvernote)で受け渡しできる点で、FlashAirを購入しました。

Evernoteは私のポメラと回線・FlashAirとの相性が悪いのか不安定なので、FlashAirのファイル転送機能を使っています。

環境次第でSDカードをPCに直繋ぎして転送します。
PCとの連携の手間を減らすよう強化してくれれば、最強のテキスト作成ツールだと思うんですよね。Dropbox辺りで、アップロード(Evernoteもアップのみ)とダウンロードがしっかりしてくれればより良いと思うんですけどね。

弱点も・・・

袋に入れておかないと、鞄の中で足となるゴムが時々はがれてしまいます(わたしの使い方が雑すぎるのかもしれませんが)。
ゴムがとれると、カタカタなって邪魔なので公式で購入か、消しゴムを削って両面テープで止める必要があります。

総括

ポメラの便利なところは「手軽さ」にあると思われます。

スマホ全盛の世の中で、ポメラも一定の人気があるのは、恐らく「テキスト機能のみであること」だと思われます。スマホだとちょっと遊んでしまうようなスキマ時間を利用した作業の最適なのが愛される理由です。

軽く持ち歩ける点ではスマホ(+キーボード)と大差ないですが、開いてすぐ書ける。仕事帰りのわずかな30分をつかって喫茶店などで書き進めることができます。

自分の場合、ポメラはある程度使ってる時期があり、用途がなくなり、またあるとき必要になり倉庫からだしてきて使い、また使わなくなり倉庫に・・・というのを何度も繰り返して現在に至ります。

ボランティアスタッフ、税理士試験、修士論文の草稿、そして現在のブログ作成と、様々な用途で10年くらい使っています。

特に税理士試験と修論作成について、個人的にはかなりオススメのツールなので、中古でも若干高めですが購入を検討してみるといいかもしれません。

なお、現時点では後継機種であるDM200より、DM100の方がプレミアがついています。

先ほどのメリット・デメリットのところで紹介したとおり、若干DM100の方が携帯性が高く軍配が上がるのかもしれません。
3、4年前は2万円ちょっとで新品が買えたんですけどね。

上述の通り、Dropboxへの連携か簡易でFlashAirでの接続など、外部端末とスイッチ一つで同期できれば、最強ツールとなりそうですけどね。

とはいえ、ブログ作成、もの書きさんなどは、金額以上の価値があると思うので、使ってみる価値はあると思います。

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