ポジショントーク、成功談は記事にしやすいもの

ブログ(その他)

雨が続く中、仕事に行くことに。この環境だけは早く改善したいものです。

今日は緩い記事。

良い相場が続くとTwitterなどSNSでは「あの銘柄、○○ドルで持ってました」と語る人で賑わいます。
自分もそう思える言動をしていることがあるのですが、他者のポジショントークを見たときに、ふと「ポジショントークを書く必要があるのだろうか」と感じました。

一度ブログを書く上で「成功談」と「失敗談」の在り方を考えてみました。

勝った当人は嬉しいが読者が欲しいのは自分の成功なのですよ

誰だって「武勇伝」は語りたい

SNSやブログで「成功談」を語る人は多いです。

「○○という銘柄で大儲けした。
 □□という根拠で銘柄選定しました。」

というようなコメントや記事ですね。

私もそれに漏れず、昨日、宇宙関連銘柄でアストラ(ASTR)が20%上昇して大きく利益を出したのでツイートしました。

一方、「失敗談」は見かけません。
ましてや、失敗原因を分析して丁寧に語ってくれる人はほとんどいないでしょう。

しいて言えば、「○○という銘柄が騰がる」と宣言してしまった結果、それが暴落することによりネタ記事にする人は居るかもしれません。

一方で、表に書かなかった銘柄での失敗は、基本的に「なかったことにしてしまう」ことが多いです。

これは、

 ・失敗談を記事にしても役に立たない
 ・実力がないと思われたくない

などの心理が影響しているのだと思います。

「失敗談」こそ貴重な成功のエッセンスが詰まっていると思います。

しかしながら上述の背景から、成功体験の記事は世に出てきますが、失敗例は中々見かけにくいものとなります。

「再現性のある」記事は貴重

次に、「成功談」「失敗談」の中でどのような記事が役立っていくか。

仮説を立てると、「再現性があるか」どうかではないかと思われます。

投資記事を読むうえで「再現性のないもの」は、読み物(物語)としては楽しいですが投資価値としては低いものです。

例えば、どう見ても「再現性不可能」なものとして、著名投資家のB.N.Fさんの有名エピソード。
「ジェイコム株の61万円1株が、誤発注により1円61万株で売られていて、それを買った」などがこれにあたります。

当然、異常値に対する即断即決に学ぶべきものですが、この規模の事件は何度も起きるものではなく「再現性」はありません。(頻繁に起きたら銀行や証券会社が破産しますね)

一方、「再現性のある」記事は大切です。
次に同じシチュエーションになったときにどう行動するかの指標とできるからです。

これが、
「BTCを9,000ドルで見つけた根拠」、
「BTCを6万ドルで買ったけど半分になった心理状態」、
「今後、このような点で注目されるクリプトはこちら」

など、「再現性のある記事」が求められると言えます。

「ポジショントーク」は過去にあった「物語」であることに留意し、読み物・娯楽としての価値とは切り離す必要があるといえるでしょう。

失敗談も語れる人を大事にする

1でも書いた通り、「失敗談」をわざわざ記事にする人は少ないです。

周りの評価を落としてまで、失敗談を語る必要がないため。

しかし、実際には「失敗談」は成長する上で貴重なものです。
なぜなら、成功例と真逆に行動すれば失敗できるというわけではないため、「再現性のある」失敗談は貴重な実体験の情報となるからです。

意外に、読者が求めているものは、「そういった失敗談」から得る知見、失敗を繰り返さない工夫などなのかもしれません。

まとめ

このブログもそうですが、読んでくださっている人に「再現性のある知識」を提供していければ幸いです。

時々、大きく利益を出した嬉しさのあまり「ポジショントーク」をしてしまいますが、「再現性」がないものは読む価値としては低いものといえます。

話は逸れますが、途中で話題にしたアストラに限らず、宇宙関連が旬ですね。
最近の米国諜報機関のUFOのニュースしかり、宇宙旅行銘柄の話題しかり、宇宙が話題の中心になっていくかもしれません。

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