おはようございます。
リュウです。
今日は第8章、「金利と株価」です。
バフェット流投資法の株式部分だけに目が行きがちですが、
彼は他の債券関連(国債、社債、外貨、貴金属、裁定取引など)にも目を向けています。
ここには書かれていませんが、
バフェット氏は、税引き後・もしくは税引き前の利益(非課税の金融商品があるため)を、
比較していると聞いたことがあります。
金利と株価の関係について、
P77のまとめによると、
金利が上昇することによって、
企業への投資のリスクが高くなり、
(銀行に預けて利益を出すほうが安全であり)株価が下落する。
金利が低下することで、
企業への投資のリスクが低くなり、
(株式等の購入の運用益が高くなり)、株価が上昇する。
というのが原則になります。
また、バブル期などは金利をいくら引き上げても、
思惑とは異なる方向に株価が進むことがあります。
加えて、現在の日本のように、
金利のみの金融政策が通用しない状況も存在するようです。
年2~3%の金利で貸し出していても、
借り手がつかない状況。
恐らく、政府の信頼部分が弱いためだと思いますが、
日本の金融界は、基本的な内面から直していかないといけないのかもしれません。
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