麗しのバフェット銘柄 7

おはようございます。
リュウです。

今日は第7章、「株式等に対するバフェットの考え方」です。

主に書かれていることは、
ハイテク銘柄になぜバフェットが手を出さないか、という部分です。

前回は、

持続的な競争力を持つ会社に投資するために、
バフェットはハイテク銘柄に手を出さなかったのではないか、

と個人的に書いたのですが、
第7章を見る限り、それだけではないようです。

一言でいうと、
「企業の実態に対して高すぎる。」

というのがあるようです。

インターネットバブル全盛期の2000年3月10日、

ヤフー株は1株178ドル、時価総額970億ドルでした。

970億ドルを年利7%国債に投資した場合「年間67億ドル」の利益を得られる。
しかし、ヤフーでは970億ドルで買い占めたとして「年間の総利益は7080万ドル」です。

どちらに投資をするのが賢明か、
冷静になって考えてみればわかるかと思います。

実際にそのまま持ち続けた場合、
翌年の2001年に、ヤフー株は10分の1になっています。

バフェット氏は、
「企業の株式を1株買うことと、すべてを買い占めることに差はない」
としています。

この章以降では、
「投資リターン」という言葉が使われています。

言葉の定義としては、
「株価収益率」のことで、
「株主の出資をどれくらいのリターンで運用しているか」を示しています。

また、PERの逆数です。

株価収益率 = 時価総額 ÷ 当期純利益

株価収益率 = 株価 ÷ 一株当たり当期純利益(EPS)

株価が100円で、1株あたりの純利益が20円だとすると、
PERは5倍、株価収益率は20%となります。

5年で投資した分の利益が企業で生み出されることを示します。

PERの逆数であることから、
割安感を表す指標であると同時に、
企業がどれだけの利益を生み出しているかを考える指標です。

投資リターンが高く、成長しているかどうかをバフェットは注目しています。
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