リュウです。
今日は第19章です。
バフェットがいよいよ結婚するころの話です。
彼はこのころ、主にお金と仕事のことで、
色々と考えるようになっています。
・結婚後のお金のこと
・投資事業はうまくいくのか
結婚をすると、家族にある程度お金を渡さないと、
生活をしていくことができない。
そして、投資事業はそれで成功することができるのか。
ただ、バフェット自体は気楽なもので、
投資に自信を持っていました。
そのため、この事業でやっていこうと決めていたように読み取れます。
このころのバフェットは、
(本で読んだため、見た目よりはスパンが長いのかもしれませんが)
いくつかの企業を買い、そして損失も出しています。
この章辺りから、投資関連のエピソードも徐々に語られだしてきます。
配当金が大きく、配当金を出す余力もあるため、
年間7%の運用成績が期待できると思った「クリーブランズ紡績社」が、
急に配当金を出すことをやめた。
バフェットは原因が気になったので株主総会へ出かけたが、
5分遅れで到着したらすでに総会は終わっていた。(P269)
バフェットが配当金に対して、企業の成長ほど重要視していないのは、
おそらくこんなエピソードがあったからかもしれません。
また、彼はGEICO社を本当に良い銘柄として判断していたようですね。
州兵として出動しそうになるなど、アクシデントもありましたが、
無事にハネムーンを楽しみました。
ハネムーンで、
ムーディーズマニュアル(四季報をより企業解説に特化したもののようです。)を持っていく辺り、
さすがはバフェットといえるところです。
いよいよ青年実業家としてのバフェットの活躍に入っていきます。
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